わきがやすそわきが、ちちがなどは、脇の下、陰部(デリケートゾーン)、バストなど、他の皮膚の部位よりもデリケートな部位で、そこにつけた薬剤や化粧品などを経皮吸収しやすい部分です。そのため、この部分に刺激の強いものや毒性のある成分を継続的に使用すると、肌荒れしやすかったり、体内に有害な物質が入り込むおそれがあります。
わきが対策用のクリームのランキングサイトやレビューサイト、ブログをたくさんみかけます。それらのブログでは製品の持続性や消臭効果の分析ばかりで、ちゃんとクリームの全成分を分析しているところはほとんどないのが現状です。
今回の記事では、それ自体は有害性はないのですが、毛穴をふさいでしまうシリコンという成分がほとんどすべてのわきがクリームに配合されているということをご指摘したいと思います。
シリコンとはどういう成分か、どのメーカーのわきが対策クリームに配合されているのかなどを説明していきます。
アルミニウムや銀イオンが入っていないからといって安心できない! シリコンを脇の下や陰部(デリケートゾーン)に塗るのは危険!
私が調べる限り、一部製品を除いてわきがクリームやデオドラントの中には、長い目で見て肌荒れを引き起こしたり、がんになるおそれのある成分が入っているものもあります。
特に有害なものがアルミニウムと銀イオンです。この2つの成分については、発がん性が疑われていたり肌荒れを引き起こすことが分かっているのでで絶対に避けた方がいい成分です(制汗剤やデオドラントの中に入っているアルミニウムと銀イオンの危険性についてはこちらの記事に書いています)。
そのため、ネット上でよく見かけるわきがクリームで「無添加」や「敏感肌向け」を謳っているものは、アルミニウムや銀イオンを使用していないものもたくさんあります。
ところが、そうした「無添加」「敏感肌向け」のわきが対策製品も、全成分をよくチェックしてみると、好ましくない成分がかなり大量に配合されています。
それが、シリコンです。
シリコンは以下のような名称で配合されていることが多いです。
- ジメチコン
- 架橋型ジメチコン
- PEG-9 ポリジメチルシロキシエチル ジメチコン
- 架橋型シリコーン・網状型シリコーンブロック共重合体
- 架橋型ポリエーテル変性シリコーン混合物
シリコンは、合成ポリマーと呼ばれるものの一種ですが、流動パラフィンのようなオイル系の合成ポリマーや、カルボマーなどの水溶性またはジェル系のポリマーと違って、撥水性があることで水をよくはじくので、とても落としにくいのが特徴です。
わきが対策クリームは、朝1度だけ塗って夕方まで持つなど、「水に流れない」「汗に強い」と言って販売されているものは、ほぼすべてシリコンが多量に入っています。
もともとシリコンは、メイク用品や化粧下地、日焼け止めなどに使われ、ウォータープルーフにするために配合されます。
これらの製品は、基本的に落とすときには石けんや水だけでは落ちないので、オイルクレンジングなど比較的強力な洗顔料・クレンジングが必要です。
しかし、市販のわきが対策クリームは、シリコンを多量に配合しておきながら、クレンジングが必要と書いているものはほとんどないのが現状です。
これでは一体、どこに安全性があるのでしょうか?
脇の下や陰部(デリケートゾーン)などは、もともと粘膜であり強いクレンジングを使用することはできません。そういう場所に継続的にシリコン入りの成分を塗り続けることは、オーガニック派であれば避けたいところです。
ノンシリコンシャンプーが流行している理由は、シリコン入りシャンプーが毛穴を詰まらせニキビなどの肌荒れの原因になるから!
たとえば、数年前から流行しているノンシリコンシャンプー。これは、シリコンが入っていないシャンプーのことです。
シリコン入りのシャンプーは、撥水性の強力な皮膜でコーティングされ、しかも落ちにくいため、枝毛や傷んだ髪などの補修力については力を発揮します。そのため、短期的に髪がきれいになったように見えるため、安いドラッグストアのシャンプーでは基本的にすべて使われています。
ところが、このシリコン入りシャンプーを使い続けていると、髪や枝毛の補修だけではなく、頭皮や背中などの皮膚、おでこなどの皮膚にもシリコン成分が残留し、そこで毛穴を詰まらせてしまうのです。もともと、髪や枝毛だけに使いたくても、洗う上ではその周りの皮膚に全く触れさせずに洗うことは難しいのです。
シリコン入りシャンプーを使うのをやめてノンシリコンシャンプーに切り替えたら、おでこのニキビや背中ニキビが消えたという話もよく聞きます。
このような悪影響のあるシリコンが、なんとわきがクリームには何種類も大量に使われていることが多いのです。
当サイトでは、シリコン入りのわきがクリームを脇の下や陰部(デリケートゾーン)に使用することはゼッタイに避けることをおすすめします。