カラコンをしたい!どうしてもやってみたい!!

でも、近視や乱視の度が合わずにカラコンを着けても、見えないので困る!!メガネはもっと嫌…。そんなお洒落に気を遣うティーンズの方よりお聞きしたビックリなお話です。

とある日に来院された患者さん。クリニックにいらしたときには、午前中にもかかわらず目がかなり充血した様子。当院では乱視用のカラコン(サークルレンズ)を処方しているので、目に合うかを試してみたくて来院されたとのこと。
ひとまず診察前に装着しているカラーレンズを外していただいたら、カラーレンズを取り外したその後に、何ともう一枚クリアタイプのレンズが同じ目から取り出されました。

A子、そんな光景を見て自分の目をちょっぴり疑いました。
えっ?!えっ?!今、何が目から出てきたの?!って感じでした。

ご本人にどうしてこんな使い方をされたのか伺ってみると、強度の近視と乱視のせいでどうしてもカラコンだけでは見えない。だから重ねて着ければ何とかなるのではないかと思ったというのです。カラコンは度なし、視力矯正は乱視用のクリアレンズでと考えたようなのです。

確かに矯正視力だけにフォーカスするのであれば、ある程度は見えるようになるかもしれません。2枚重ねづけしようと思えば目に入ってしまいます。しかし、それ以上に【酸素不足】【角膜への負担と傷、炎症】【乾燥による目への張り付き】など、重大なトラブルを引き起こしかねない状況を自ら作り上げてしまっているのです。今後、コンタクトレンズなんて着けられない目になってしまうやもしれないのですよ。

この患者さん自身も、長時間つけることが出来ず異物感や不快感があって何とか自分の目に合うレンズがないのかを診てもらいにいらしたようなのですが、ちょっと使い方が無茶苦茶すぎますよね・・。

もし、万が一こんな使い方をされている・・・!!という方が他にもいらっしゃるのであれば、すぐさまお止めになってくださいね(泣)

とある少女が眼科に来た目的が「カラコンが欲しいから」。

何かおかしいですか?

A子としては、ちゃんと目のことを考えて来てくれているのね!という高評価なのですが、いかがでしょうか。

確かにカラコンなんて目によくないから使うなよ!という考えをお持ちの眼科の先生も沢山いらっしゃいますし、保護者の方からしてもカラコンなんて子どもには最初から使わせないほうが良いと思っている方の方が圧倒的に多いです。事実、カラコンなんて使っても使わなくても良いものですからね・・。

しかし、眼科でカラコン欲しいなんて言ったら怒られそう~。って思われてしまうような対応が、反ってカラコンを使用するくらいの世代の眼科受診を遠ざけてしまっているのでは逆効果のようにも思えます。今はカラコンは買おうと思えばインターネットでも薬局とかでも簡単に購入できます。定期検査も受けずに、使い方の指導も受けずに、無茶な使い方をして、その結果目を真っ赤にして眼科に・・・では本末転倒ですよね。

眼科で処方されるカラコンであれば、医療機器承認番号なる認可を必ずとっている安全性の高いものを勧められます。また、実際の目の状態から、フィットするどうか、視力の安定性などの検査も行い、どのように使用するのか(着脱、手入れの方法、定期検査について)などもしっかりと説明されます。

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当院でも問い合わせの多いワンデーアイレリアルトーリック(UV)ですが、乱視度数が、もうワンランク強いパワーも追加されています。

現在、日本で取り扱いのある乱視用カラコンについてはシリンダー(乱視度数)が、-0.75という製造のみでしたが、UVカットつきにリニューアルと時を同じくして、乱視度数-1.25も登場しました。

乱視用カラコンでおしゃれをしたくて、結構インターネットなどで探していらっしゃるという方が当院では多いのですが、-0.75の乱視度数ではちょっと矯正力が足りずに処方ドロップアウトという方も少なくありません。

逆に-0.75の乱視度数で矯正できるようであれば、さほど乱視度数は強度ではないので、近視矯正のみでカバーできてしまえるようなケースも多い気がします。

ぱっと手軽にオシャレができるカラーコンタクトレンズ。若い女性を中心に使用者が多く、さらに近年はインターネットでの販売が主流になりつつあるため、高度管理医療機器とも呼ばれるものがいとも簡単に入手することが出来るのが現状です。

同じく比例するように誤った使用方法による眼障害が増加しているのも事実なのです。独立行政法人医薬品医療機器総合機構では、使用方法を必ず守って使用するよう呼びかけています。

【カラコン適正使用7ヶ条】

  1. 購入前は眼科に行こう
  2. 添付文書をよく読んで正しく使おう
  3. 装用時間(レンズを着ける時間)を守ろう
  4. 異常があったら、すぐに眼科へ行こう
  5. 友達との貸し借りはやめよう
  6. ケア用品を使ってケアしよう
  7. 定期検査は必ず受けよう

( ↓ カラーコンタクトの使用方法を動画付きで、わかりやすく教えてくれます。バナーをクリックすると独立行政法人医薬品医療機器総合機構のサイトへ移動します)
カラーコンタクトの使用者に多く見受けられるのは、

正しい使い方を教わっていない

という点にもあります。眼科を受診して、「使い方」「管理方法」「定期検査の意義」などを知らずに使っているという方も少なくありません。是非、この機会に使用方法を再確認してみてください。

また、夏休みなどを利用して眼科での定期健診を自主的に受けてみるというのもよい事です。自覚症状はなくても、目に傷が出来ていたり片目だけ視力が落ちているなど当人では気がつかないことが発見されるかもしれません。

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乱視で、カラコンを断念してきたという方は結構多いようです。インターネットなどを利用して探してきたという方もいらっしゃいます。ワンデーアイレリアルトーリック(UV)は、当院でも処方希望の患者さんが多数。

そこで、今使用しているコンタクトレンズが乱視用で、どんなデータを使用してるかがパッケージを見てわかるという方は是非ともご確認をお願いしたいと思います。

ワンデーアイレリアルトーリック(UV)は乱視用なので、「軸度、もしくはAX」で表記されるパラメータを持っているのですが、これが

「180°」 

 と、記載されているものを使用中か確認してみてください。このレンズは180°という軸度でしか製造されていません。

もし、使用中のデータが「90°」とか「120°」、「60°」とかであれば残念ながらこの時点で、ワンデーアイレリアルトーリックは適合しないと考えられます。このデータは乱視のブレた見え方を度の方向へ矯正するかを指示していて、誤ったレンズデータを装着すると、乱視の見え方をさらに増幅させてしまいます。乱視用のコンタクトレンズは、度数だけではなくこういった乱視の軸度というデータが非常に重要になります。

また、「20°」や「160°」という方の場合は適合する可能性が少しあるかも、程度にお考えください。さらに「180°」という表記の方でも100%適合にはなりません。レンズのフィット状態により、補正されてこのデータを使用されているということもありますし、ワンデーアイレリアルトーリック(UV)が目の中でズレてしまったりというケースもあります。

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ワンデーアイレリアルトーリック

いわずと知られた国内初の乱視用サークルレンズです。当院にも処方希望の方が多く来院されています。さらにこのレンズはUVカットをプラスし、

ワンデーアイレリアルUVトーリック

にバージョンアップされています。こういったレンズを希望される方は美容意識も強いので、紫外線カット効果は大歓迎されている様子です。

そして、このレンズを使用するにあたって是非とも装着時に見ていただきたいものがあります。

それは乱視用レンズに必ず存在する「ガイドマーク」です。ソフトにて乱視矯正をする場合、レンズに様々なデザインを施すのですが、その1つにダブルスラブオフ製法があります。これはレンズの上下の部分を薄くして、上下まぶたで挟み込むようにレンズを安定させる方法です。

ただ、肉眼でどこがダブルスラブオフになっているかなんて見つけることは困難。そこで、目印となるガイドマークをつけているのです。ガイドマークを所定の左右の位置にして装着するとしっかりとまぶたに挟み込まれるようにレンズをのせることができるという訳です。
しかし、サークルレンズなのでそのガイドのマークが色部分に埋もれて何とも見えにくい・・・。若い方なら大丈夫なのかと思いきや、見えにくいのでひとまず着けて見えなかったら1/4回転させるというお話も・・・。

何とかならないものなのでしょうか?!

 

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コンタクトレンズの処方を行うことは眼科医の仕事ですが、全く視力の矯正が必要なく「おしゃれ」目的で使用される方は、健康保険の対象外です。

健康保険は毎月保険者に保険料を納めています。被保険者は病気になった時、病院に診察代金を支払いますがこの金額の負担割合が軽減されるというものです。通常は自己負担金は3割など、保険証に記載がある金額を病院に支払えば良いのですが、これは病気の時にという前提があります。

そのため、健康診断とか人間ドックなど異常がないかどうかを確かめて、その結果何もなかった場合は保険負担対象外。異常が見つかってその治療を行う場合は、保険の対象になるとされています。

カラーコンタクトの処方もこれと同じです。視力が良いと思って、実際に測ってみたら近視だった。メガネやコンタクトによる矯正が生活上必要とされた場合と、度なしコンタクトになった場合では、診察・検査費用のご負担が変わります。度なしのおしゃれコンタクトの場合は、全額実費支払となりますのでご注意を・・。

カラーコンタクトのネット販売はとどまるところを知りません。インターネットで安く購入されるのは使用者の自由ではありますが、使い方がわからずに眼科を受診されるという方も少なくありません。

確かに取扱説明書なるものは入っているようですが、全く初めての方が使用するとなると意外と難しいものです。そもそも、購入したレンズが目に合っているのかな?コンタクトレンズの装着脱はうまくできるかな?裏表の間違いはないかな?手入れはどうすればいいのかな?その他、気をつけるべきことはないかな?等、購入後に疑問符はつかないのでしょうか。

特に海外から取寄せたようなタイプのものは、説明書も英字表記だったり簡易的なメモがぺラッと1枚封入されているだけ、なんていう事も。眼科側からしてみると、驚きを隠せない販売方法になっているところもありました。

コンタクトレンズは、カラコンといえども「高度管理医療機器」の扱いを受けるべきものであって、こんな安易に入手できて良いのかな・・とも思いますが。購入したのであれば、必ず目に傷や炎症が起きていないか。見え方に異常はないのかなど、必ず定期検査を受けるようにしてくださいね。

 

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先日、健康診断でMRIに入りました。
(※MRI=MagneticResonanceImaging:磁気共鳴画像診断装置。装置の中に入って強力な磁気を用いて臓器や血管の異常を調べます)

ところでMRIの検査を受けるときの注意点ですが、「金属類」のものをすべて外さなくてはいけないというのは、ご周知のとおりと思います。

身につけている金属類で思い当たるものとすれば、「ネックレス」「指輪」「ピアス」「イヤリング」「ヘアピン」等がざっと思い浮かびます。目の場合は「メガネ」でしょうか。これは検査の前にスッと外せますし、検査技師さんからも見て確認ができるので問題はないでしょう。

しかし、忘れがちなのが「目」につけている”アレ”です。

そう、”アレ”とは「カラーコンタクト」のことです。もちろん、ワンデーアキュビューディファインなどで人気のサークルレンズもこれに含まれます。パッと見た感じは、どこに金属があるの?!と、驚いてしまいそうですが、こういったカラーコンタクトの着色塗料には実は金属片が含まれています。

たとえ微量の金属片といえども帯磁性があり、強力な磁気の中に入るMRI検査に影響を及ぼす危険があります。特にサークルレンズは、自然に目にフィットしていて他者から見てわかりにくいところもありますので、検査の日は外していきましょう。