重曹とクエン酸で風呂を快適に!簡単便利な使い方は
肌に優しい成分になる「重曹」と「クエン酸」揃えておくと、お風呂の掃除や入浴
剤に使える万能アイテムです。その理由は重曹もクエン酸も得意な物が正反対にな
りどちらも使う事でお互いを補い最大限に効果を発揮します。
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お風呂掃除に使う時は
重 曹
重曹はアルカリ性になるため酸性の汚れに効果があります。お風呂の酸性の汚れは
「皮脂」洗面器や浴槽についてしまい、カビやほこり等の汚れも重曹はスッキリ落
としてくれます。
用意する物(残り湯約140~160邃刀E重曹の量は1カップ)
明日はお風呂掃除をしようと思っている時に是非してほしい事には、前日に重曹を
入れてひと晩置いてからお風呂掃除をします。
その際お風呂のお湯の中に洗面器や椅子、汚れの気になる物があればお風呂の中に
入れて置きます。残り湯約140~160邃唐ノ対して重曹の量は1カップくらいから始め
濃度の調整をしてみて下さい。
浴槽や洗面器、椅子を掃除する時にもスポンジに重曹を付けると汚れが落ちやすく
なります。浴槽のふたやシャワーのホース、おもちゃやシャンプーやリンス、ボデ
ィーソープ等の入れ物も掃除ができます。
おもちゃや洗面器は他を掃除する前に重曹をふりかけておいて、掃除をすると汚れ
が落ちやすくなります。
クエン酸
クエン酸は酸性になるためアルカリ性の汚れに効果があります。お風呂のアルカリ
性のの汚れは「水垢」水道の蛇口や浴槽のドア、鏡等の水垢をスッキリ落としてく
れます。
クエン酸だけでは水垢以外の汚れが落ちにくいため、重曹で汚れを取った後クエン
酸を使う、クエン酸を付けた後に重曹を使うクエン酸だけよりも、重曹を加える方
が綺麗になります。
用意する物(水又はお湯200ml・クエン酸小さじ1)
重曹で掃除をしても汚れが気になる場合は、クエン酸水を作り掃除をします。スポ
ンジにクエン酸水を付けて、そのスポンジに重曹を振りかけて掃除をします。
浴槽や洗面器、椅子等も重曹だけでは十分に汚れを落とす事が出来なかった場合ク
エン酸水と重曹をプラスしてしっかり汚れを落とします。
蛇口や浴槽のドアや壁、鏡を掃除する時は重曹水やクエン酸水をスプレーボトル入
れると使いやすくなります。
重曹水は水300mlに重曹大さじ1、クエン酸水は水200mlにクエン酸小さじ1の割合
で作ります。
浴室の壁(重曹・クエン酸水)
浴室の壁は汚れや水垢でくすんでしまいます。重曹をふりかけたり壁に重曹を付け
た後にクエン酸水をスプレーすると発砲してくるのでスポンジや布等で拭いて汚れ
と水垢を取ります。その後水でしっかり洗い流します。
浴室の鏡(クエン酸水・重曹)
クエン酸水を鏡にスプレーをして乾いた布でふき取ります。時間がある場合はテッ
シュを鏡に付けて、その上からクエン酸スプレーをし10~30分置きます。
その後湿らせた布に重曹を振りクエン酸水で浮いた汚れを磨き落とします。最後に
乾いた布にクエン酸水をスプレーし重曹や汚れをしっかりふき取ります。
強く磨き過ぎると傷がついてしまうのであまり強くこすらないようにします。
鏡に重曹を使う時は出来れば食品以上の粒が細かい重曹を使います。
浴槽のドアの掃除(重曹水・クエン酸水)
浴槽のドアは水垢だけではない汚れもついています。重曹水で先に掃除をしてから
からクエン酸水を使います。
ドアに重曹水をスプレーし汚れを取り除いて水で汚れと重曹水を落とします。その
後にクエン酸スプレーをして乾いた布で拭きます。
蛇口(クエン酸水・重曹)
蛇口にテッシュペーパーを付けてクエン酸水をたっぷりスプレーし約2時間置きます。
その後スポンジに重曹をふりかけて蛇口を磨きます。
蛇口だけではくシャワーを置く場所の水垢も同じようにします。蛇口の水垢は本当に
大変でなかなか取れにくいのでクエン酸の水の後、重曹でしっかり磨いくとピカピカ
になります。
それでも汚れが取れていないと感じた場合クエン酸水の濃度を上げてみて下さい。
水200mlにクエン酸小さじ1を小さじ2~3程にします。重曹で磨く時も時々クエン酸水
をつけながら磨くと水垢が取れやすくなります。
シャワーカーテン(水30L・重曹1/2カップ・クエン酸小さじ1/3)
シャワーカーテンは洗濯機に入れて汚れを落とします。シャワーカーテンを取り外
し汚れやカビをスポンジに重曹をつけて落とします。
洗濯機に水と重曹を入れて洗濯をします。2回目のすすぎの時にクエン酸を加えてす
すぎ脱水をせずに洗濯機から出して干します。
頑固な汚れには重曹ペーストを作って掃除をします。
用意する物(重曹2:水1の割合で用意します)
重曹と水を合わせてペーストを作ります。頑固な汚れの部分にペーストをつけます。
ラップができるような場所であればラップをし、出来ない場所の場合はそのままで
約30分程置いてから掃除をします。
重曹ペーストを作る際濃度が高いので手が荒れてしまう場合があります。手荒れが
気になる場合は必ず手袋をします。
重曹ペーストはお風呂のカビも落としてくれます。出来たばかりや小さめのカビは
取り除く事ができます。床や壁がタイルの場合はその隙間や浴槽とタイルの隙間に
出来るカビにペーストを塗り30分程置いてから掃除をします。
掃除をする時は掃除専用のブラシや捨てる予定の歯ブラシも使えます。それもで取
れにくい場合は重曹ペーストの上からクエン酸水(水200mlにクエン酸小さじ1)を
スプレーしてから30分~1時間置き磨きます。
▪頑固なカビには
重曹に酸素系漂白剤を混ぜてペーストを作ります。この時に使う酸素系漂白剤は必
ず過炭酸ナトリウム100%の物を使用します。
用意する物(重曹1:酸素系漂白剤1の割合で用意します)
重曹と酸素系漂白剤を混ぜて水を少しづつ入れてペーストを作ります。発泡をする
ので使う分量だけを作ります。
タイルとタイルの間や気になるカビの部分にペーストを塗り、ラップが使えるよう
な場所であればラップをかぶせて約30~1時間置きます。その後ブラシやスポンジ
でこすりとります。
掃除をする際は換気の良い状態でするようにします。
シャワーベッドの詰まり:重曹ペースト・クエン酸水(水200mlにクエン酸小さじ1)
クエン酸水にシャワーヘッドをひと晩付けて置きます。翌日重曹ペーストを付けて
汚れを取ります。使わなくなった歯ブラシや先の細い物を使うと汚れが取りやすく
なります。その後しっかり水で流します。
◎ぬめりや臭い
排水溝のぬめりや臭いの原因は「雑菌」重曹で汚れや雑菌を洗い流し、クエン酸で雑
菌が増えないようにします。
用意するもの:重曹1カップ・クエン酸水(水200mlにクエン酸小さじ1)
排水口の蓋を外し中の髪の毛や汚れと蓋も綺麗にします。この時にスポンジに重曹を
振りかけて汚れを落とします。
水で流して汚れを取ってから排水口の蓋をしてその上に重曹をたっぷり(約1カップ)
かけ、その後にクエン酸水を振りかけると発泡してきます。
30~1時間置きお湯で洗い流します。
◎詰め替え用の容器(重曹・クエン酸水)
シャンプーやリンス、ボディーソープの詰め替え用の容器は一度洗ってから詰め替え
をします。洗わずに入れていしまうと細菌が繁殖してしまいます。お風呂に置いてい
るので綺麗だった容器もくすんでしまい汚く感じる事があります。
シャンプーやリンス、ボディーソープが終わったら容器を洗い、スプレーをする所も
しっかり洗います。その後クエン酸水に約1時間つけてその後重曹で磨くと新しい容
器のように綺麗になります。
クエン酸水はスプレーをする所にも通し水で流す時もスプレーをする所に水を通すよ
うにします。洗った後容器は完全に乾かします。
シャンプーやリンス、ボディーソープが入る容器に対して濃度を決めます。洗面器の
場合は水やお湯の量はたっぷりより少しめでクエン酸小さじ2~3になります。
クエン酸をしっかり溶かした後容器を入れて、途中回したりして全体的にクエン酸水
が行き渡るようにします。
容器が浮いて来たりする場合は、テッシュペーパーやキッチンペーパーにクエン酸水
をたっぷり湿らせて、蓋をする感じにすると上の方が乾きにくくなります。
入浴剤
重曹は中和と軟水化の作用があることからお湯を柔らかくする効果があり、アルカリ成
分が肌をさらさらにして温泉に入ったようにさっぱりとしたお湯になります。
用意する物(お風呂のお湯200Lに対して重曹は大さじ2~3)
お湯の中に重曹を入れて良く溶かします。重曹が多いと効果が高いと感じるのですが
重曹は濃度が高くなると肌荒れの原因になります。
重曹を入浴剤にする効果には「体が温かくなる」「体臭予防」「ニキビの改善」
「皮膚を柔らかくする」等があります。
用意する物(重曹大さじ1・クエン酸大さじ1)
重曹とクエン酸を合わせてからお風呂に入れると発砲したお風呂、炭酸風呂になりま
す。重曹とクエン酸の炭酸風呂の効果には「体を温める」「肩こりの緩和」「美肌」
「ニキビの改善」
用意する物(重曹50g・クエン酸50g・塩25g・水)
重曹とクエン酸、塩を合わせて水を少し加えます。水を多く入れ過ぎると発砲してし
まうので注意します。
全体的に湿った感じになって形が出来る硬さになったら型にいれたり、ラップに包ん
で形にします。その後ゆっくり外して約1日乾かして出来上がりです。お風呂に入る
時に入浴剤と同じようにして使います。
バムボムを保存する時は乾燥剤を入れてジップロップやタッパ等の密封出来る容器に
入れて保存します。水をアロマオイル(エッセンシャルオイル)に変えて香りを付け
たりする事もできます。
重曹は肌を乾燥させやすくなりますのでお風呂から上がった後は必ずシャワーをし
て重曹を良く洗い流します。
入浴剤やバスボム(固形入浴剤)を作る時に「グリセリン」を加えるとしっとりさせ
る作用、「にがり」を加えるとミネラルと保湿作用
塩を「自然塩になる岩塩等」にするとミネラルと自然の色がついた物は見た目も綺麗
な入浴剤になります。塩を選ぶ際は粉状にすると混ざりやすくなります。
残り湯は洗濯に使える
重曹は洗濯をする際に入れる程洗濯に向いています。洗濯の汚れのほとんどは「酸性」
アルカリ性の重曹は汚れをしっかり落とし、洗剤と一緒に使う事でふんわり仕上げてく
れます。
クエン酸は洗濯の際の効果はないのですが、クエン酸が入っていても残り湯は使う事が
できます。
重曹とクエン酸の注意点
重曹を使う時は木製や畳など自然素材の物を変色させてしまい、クエン酸は大理石やセ
メント、鉄などをくすませてしまいます。
クエン酸はアルカリ性の物と混ぜると有毒ガスを発生させてしまいます。有毒ガスを発
生させる物にはキッチンハイターやカビキラー等の「塩素系洗剤(漂白剤)」と混ぜる
事がないようにします。
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Comment
自宅の風呂に追い焚き用の釜が付いています。
3日位で、浴槽内部と底に、ヨーグルトでも、塗ったかのように、気持ちが悪いです
大腸菌と言うか、菌が付着しているんじゃないかと、思われますが、ネットで色々と
調べていますが、クエン酸と重曹で、何とか成る様に、書いてありますが、普通の
浴槽で、クエン酸が何G 重曹が何Gを、どのようにすれば良いんでしょうか。
又 時々入れるんでしょうか、素人なもので、わかりません。教えて頂けないものでしょうか。宜しくお願いします。
もう一度お風呂をわかしなおした時にみられる事が多く、ヨーグルト状の物は
湯垢や入浴剤等で起こる場合が多いようです。
残り湯(約140~160邃刀jに重曹を1カップ(200ml又は200g)になります。
残り湯に重曹を1カップ(200ml又は200g)を入れてひと晩置き、翌日お湯を流
した後にスポンジで掃除をします。
掃除をする時にクエン酸を使います。水200ml又は200gにクエン酸5g(小さじ1)
洗面器に水とクエン酸を入れ溶かし、そこにスポンジをつけてそのスポンジに
重曹をふりかけて浴槽を磨くとぬめりが取れやすくなります。
手袋をはめずに掃除をすると重曹とクエン酸で、手の皮がめくれてしまう事が
ありますが、重曹もクエン酸も体に悪いものではありませんので安心して下さ
い。すぐに元に戻ります。目に入らないように十分に注意して下さいね。