- 要注意!話題のケトン体ダイエットで体臭問題!リバウンドや脱水、嘔吐。最悪命に関わるリスクも!?
要注意!話題のケトン体ダイエットで体臭問題!リバウンドや脱水、嘔吐。最悪命に関わるリスクも!?
ケトン体ダイエットという言葉を聞いた事がありますか?
近年、耳にする機会が増えた様に感じます。プロスポーツ選手にも身体をケトン体回路にする食事を取り入れている選手が増えていますね。
「腹いっぱい肉を食べても痩せるダイエット法」
「焼酎&肉・卵・チーズ生活で2キロ減」
などなど、ネットでも話題になっていますが、実はリスクも多くあり、簡単で万人向けのダイエット方法とは言えないのです。
今回は、最近話題のケトン体ダイエットの実態と、問題点について解説していきます。
ケトン体ダイエットって何?
まず、ケトン体とは何か?ということから始めていきましょう。
ケトン体とは、脂肪が燃焼された時に肝臓で作られる、アセトン・アセト酢酸・β-ヒドロキシ酪酸という3つの物質の総称です。
通常、私たちの脳は、エネルギーとしてブドウ糖しか利用できないとされていますが、実はこのケトン体も使えると言われています。また、ケトン体は脳だけでなく、他の内臓のエネルギー源にもなるとも言われているのです。
ケトン体ダイエットは、このケトン体の体内濃度を上げて、主なエネルギー源をケトン体にするケトーシス状態になることが目的。
ケトン体をエネルギー源にして、常に脂肪が燃焼される身体にすれば、ダイエット効果が期待できるという方法です。
またエネルギーにケトン体が用いられるようになると
- スタミナが上がった気がする
- 頭が以前よりスッキリした気がする
- お腹がすきにくくなった
などの感想を持つ方もいらっしゃるようです。
これだけ聞くと非常に素晴らしいダイエット・食習慣に感じられますよね。では、ケトン体ダイエットの具体的な方法と、ケトン体ダイエットをする事で身体に何が起こるのか、詳しく見ていきましょう。
ケトン体ダイエットの方法とは?
まずはケトン体ダイエットの方法について解説していきます。
ケトン体ダイエットの基本は糖質制限です。
しかし、一言に糖質制限といっても、その制限の仕方はかなりシビア。ただ主食の炭水化物を抜けばいいというものではなく、ダイエット開始からの2週間は、糖質を総摂取カロリーの5%以下に制限しなくてはいけません。
糖質を総摂取カロリーの5%以下に制限すると聞いてもピンとこないと思いますので、これはどれくらいの量か算出してみましょう。
仮に1日の食事で2,000kcal摂取するとしたら、糖質の摂取量は1日100kcalで約25g。これを食品に換算すると、白米なら半分程度、バナナなら1本未満です。
これくらいシビアなので、主食を控えるだけでなく調味料等まで管理する必要が出てきます。
この制限を2週間程度続けると、身体がケトーシスという状態になるのですが、身体をケトーシスにする事がケトン体ダイエットの目的です。
そして体がケトーシスになったと判断したら、徐々に糖質の量を増やしていき、最大400kcalまでは糖質を摂ってもよくなります。
では、身体がケトーシス状態になると、体内では何が起こっているのでしょうか?
ケトン体ダイエットで痩せる理由
身体がケトーシス状態になると、体内の脂肪を分解し始め、それをエネルギー源として身体の様々な場所で使われる様になるのです。
ケトーシスとは、身体が糖不足になった時に、直ぐにエネルギー切れとならない様に備わった緊急脱出装置の様なものです。
おそらく大半の人は、主食として糖質・炭水化物を食べていたでしょうから、体内に糖が不足しているという状態になった事はほとんどないと思います。
と言う事は、ケトン体を生成する肝臓も、本来の能力からすると代謝が下がっている事が予想されます。肝臓の代謝が下がっていると脂肪も貯めこんでしまいやすいので、結果として太りやすい身体となります。
ケトン体ダイエットをする事によって、ケトン体生成で肝臓の代謝が上がり、要らない脂肪をドンドン燃やしてくれる様になると言われているのです。
また、ケトーシスの状態では食欲も抑制されると言われているので、ダイエットには持って来いですね。
ここまで聞くと素晴らしいものに聞こえるケトン体ダイエットですが、気を付けなければいけない点もあります。
ケトン体ダイエットのリスクと注意点
ここまでの説明だと良い事づくめの様ですが、ケトン体ダイエットには、もちろん注意すべき点もあります。
命に関わる重篤な問題もあるので、しっかりと理解しておきましょう。
ケトン体ダイエットで筋力が低下して基礎代謝が落ちる
ケトーシス状態にするために糖質は制限しなければいけませんが、タンパク質・脂質まで減らしてはいけません。
タンパク質・脂質が不足してしまうと、エネルギーを作り出そうとして筋肉を分解してしまいます。筋肉が分解されると、基礎代謝もみるみる落ちてしまい、リバウンドしやすい身体になってしまうのです。
せっかくダイエットが成功しても、リバウンドしてしまっては意味がありません。タンパク質・脂質をしっかり摂取すると共に、適度な運動もするようにしましょう。
ケトン体ダイエットで脱水症状になりやすくなる
体内のケトン体濃度が上がると、それを排出しようという働きが活発になり、どんどん身体から水分が出ていきやすい状態になります。そのため、脱水症状になりやすいのです。
せっかくダイエットをしていても、脱水症状や体調を崩してしまっては意味がありませんね。
しっかり1日最低2リットルは、水分を摂る様にこころがけましょう。
ただ水分補給の際に、清涼飲料水の摂取は控えてください。特に、コーラなどの炭酸飲料では、非常に多くの糖質が含まれています。水か、甘くないお茶等での水分補給が好ましいでしょう。
場合によっては、専門家にアドバイスを求めてください。
ケトン体ダイエットで口臭と体臭がキツくなる
ケトン体ダイエットを行うと、身体がケトーシス状態になり、ケトン体をエネルギーにしていくとお伝えしました。
この過程が上手く利用できていない初期段階では、体臭が甘酸っぱい匂い(いわゆるダイエット臭)になる事があります。
せっかく見た目をよくしたいと頑張っているのに、体臭や口臭で嫌がられたら悲しいですよね。
ケトン体を上手く使える様になれば、このダイエット臭も無くなると言われていますが、口臭と体臭には少し気を付ける様にした方が良いかもしれませんね。
悪心や嘔吐、腹痛、ひどい場合は意識障害や昏睡状態?
ケトン体ダイエットを始める際に気を付けるというより、混同してはいけないのが、ケトアシドーシスです。
このケトアシドーシスは、もともと糖尿病の方がなる様な症状です。ペットボトル症候群と呼ばれ、清涼飲料水をがぶ飲みした結果になってしまう清涼飲料水ケトアシドーシスもあります。
ケトーシスとケトアシドーシスを混同しない様にしましょう。
ケトアシドーシスは命に関わる様な重篤な症状なので、ケトン体ダイエットを考えた時には、一度病院で検査を受けてから実践されることをオススメします。
ケトーシスとケトアシドーシスの違いは血糖値にあります。
ケトーシスは、血糖値は低いまたは通常値で、血中ケトン体濃度は高い状態にあります。それがケトアシドーシスになってしまう方は、ケトン体濃度だけでなく血糖値も高いのです。
そもそも糖尿病患者の方は、最初から血中ケトン体濃度が高い状態にあります。
インスリンが正しく分泌されないので、血中の糖がエネルギーとして使われず、身体の脂肪や筋肉をエネルギーとして使うためケトン体が生成されるからです。
つまりドンドン痩せていってしまう訳です。
ケトアシドーシスの状態になってしまうと、他にも悪心や嘔吐、腹痛などの消化器の症状や、ひどい場合は意識障害や昏睡状態になる場合もあります。
繰り返しになりますが、念のためにもケトン体ダイエットだけと言わず、ダイエットを行う前に身体の検査を受けてみた方がいいでしょう。
今回のまとめとして
今回はケトン体ダイエットについてまとめました。
かなり効果は大きいとは言われていますが、制限がとても厳しかったり、自己管理が大変という感想が正直な所です。
普段から外食が多い方は難しいでしょうし、自炊している方でも中々1日25g以下に糖質を抑えるのは難しいと思います。
また、低糖質に体が慣れない内は、頭がぼーっとするなどの症状も発生する方もいます。気を付けた方がいいですね。
自分はストイックにやれるんだ!という方にはいいかもしれませんが、あまり万人受けとは言えないダイエットです。
あまりストイックにできない方は、ケトン体ダイエットではなく、緩い糖質制限ダイエットの方が継続もできると思いますしオススメです。
糖質制限のコツについてはこちらを参照してください。
いずれにせよ、ケトン体ダイエットをする場合は、事前に専門家に相談してみる事がベストですね。
知識が少ないままダイエットに取り組んで、リバウンドしやすい身体になってしまったり、体調不良や病気になってしまってはいけませんから。
また、ダイエットしなくても良いように、普段の食事から意識していく事が一番大切です。
あなたの身体は毎日食べているものでできています。太ってしまうと言う事は、摂らなくてもものを摂り過ぎているという事です。そのため、日頃から少し意識するだけで身体は変わってくるはずです。
もし、体型のことや、体の不調でお悩みなら、普段の食事内容等も含めて専門家に聞いてみましょう。
改善ポイントや摂った方が良い栄養についてアドバイスしてくれますよ。
将来の健康な身体と生活は日々の食事からです。
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