こんにちは。Miraiです。
高カカオチョコレートがテレビや雑誌などで取り上げられ、各お菓子メーカーからも商品が数多く発売されています。
最近はコンビニにもたくさんのチョコレートが並んでいて、見ているだけでも楽しいですよね。
チョコレートには素晴らしい健康効果があります。しかし、ちょっと注意しなければいけないことも。
今日は高カカオチョコレートの効果効能と、食べる際のポイントをお伝えします。
◆ チョコレートとは
小さい頃から、みんな大好きチョコレート♡
チョコレートといえば、スイーツという印象が強いかも知れません。しかしチョコレートは、元来、カカオ豆をすり潰した飲み物でした。
カカオは「カカワ」と呼ばれ、紀元前1900年頃から薬として用いられてきたと言われています。当時は貴重品で、通貨としても用いられていたそうです。
「ガーナチョコレート」などカカオはアフリカで栽培されているイメージがありますが、もとは中央アメリカから南アメリカにかけての地域が原産で、アフリカでの栽培は19世紀になってからです。現在では、コートジボワール、ガーナ、ナイジェリアなどのアフリカ諸国に加え、インドネシアもカカオの世界的な生産地になっています。
カカオの学名はTheobroma(テオブロマ)。ギリシャ語で「神の食べ物」という意味だそうです。もともと薬であったように、カカオは栄養豊富でさまざまな効能があります。
カカオの木
◆ 高カカオチョコレートの効果効能
【アンチエイジング成分のポリフェノールが豊富】
赤ワインなどで有名なポリフェノールですが、カカオにもポリフェノールが豊富に含まれています。
カカオには、もともとカカオポリフェノールが含まれています。収穫したカカオ豆を発酵させてチョコレートやココアを作るのですが、この発酵によりエピカテキンという非常に強い抗酸化作用を持った物質が生成されます。
カカオパウダーには、カカオポリフェノールやエピカテキンとして100グラムあたり約1500ミリグラムのポリフェノールが含まれています。これは赤ワインの約15倍のポリフェノール含有量になります。
ポリフェノールには抗酸化作用があり、アンチエイジングの成分として知られています。体内の活性酸素の除去や、動脈硬化・脳梗塞の予防、血中コレステロールの低下などの作用が期待できます。
赤ワインの約15倍のポリフェノール!
【ダイエット効果も!】
ちょっと意外なことに、チョコレートには食物繊維が多く含まれています。また、高カカオチョコレートでも少量の糖分が含まれています。
空腹時にチョコレートをひとかけ食べると、血糖値が少し上昇して極端な空腹感を抑えることができます。これにより、空腹に任せてついつい食べ過ぎてしまうキケンを減らすことができます。また食物繊維を摂取することで、その後の食事で摂取される糖分や脂肪分の吸収をおだやかにし、血糖値の急激な上昇を抑えて身体に脂肪が付きにくくすることができるので、ダイエット効果が望めます。
食後にもチョコレートのひとかけをデザートがわりにすると、「別腹」のスイーツを食べるよりカロリーを抑えることができます。私の場合ですが、高カカオチョコレートひとかけとブラックコーヒーが食後の楽しみになっています。
【便秘改善】
カカオの食物繊維は、主に不溶性食物繊維の「リグニン」です。
不溶性食物繊維は、胃や腸の中で水分を吸って膨らみ、ゆっくりと消化管の中を移動していきます。その過程で、糖分や脂肪分が穏やかに身体に吸収されるようにしたり、便の水分とかさを増すことで便秘を改善し、胃腸を綺麗にしたりという働きをします。
腸内環境が整うことで、善玉菌の増加、悪玉コレステロールの減少、更には美肌、免疫力の向上など嬉しい効果がたくさん期待できます。
カカオの実
【冷えやむくみの改善】
カカオ(ココア)には、冷え性改善の効果があるという研究結果があります。(出典: 共同通信PRワイヤー 様 2012年1月5日記事 http://prw.kyodonews.jp/opn/release/201201051540/)
森永製菓株式会社では、「ココア」が身体の末梢部(手足)の血流を改善して、冷え性を抑制する効果が高いことを解明しています。その効果は、ショウガに匹敵するほどだそう。しかも、ココアのほうがゆっくりと長い時間、冷えを抑制できると考えられています。
冷え性は、身体の末端の血管が縮んで血流が滞り、その部分の温度が下がってしまうことで起こります。チョコレートに含まれているテオブロミンやポリフェノールには血管の拡張作用があるので、これを摂取することによって血流が改善し、冷え性更にむくみの改善が期待されます。
【リラックス効果、ストレス解消】
チョコレートに含まれているテオブロミンの香りには、リラックス効果があります。また、テオブロミンには覚醒作用があるのですが、コーヒーなどのカフェインとは違い、ゆっくりと作用する特徴があります。そのため、神経を興奮させるのではなく、むしろ自律神経を整えてリラックスを促すように働きます。
さらにテオブロミンには、脳内の快楽物質であるセロトニンの働きを助けてストレスを解消する効果があります。
ヨーロッパでは、夜、お酒やミルクのお供によくチョコレートを食べたりしますが、ストレスを解消して安眠へと導くための手段として理にかなっていますね。
【認知症やうつ病などへの効果】
チョコレートにより、アルツハイマー型認知症やうつ病への効果が期待できることがわかりました。(出典: 明治製菓 様 「レポート1 チョコレート摂取による健康効果に関する実証研究」 http://www.meiji.co.jp/chocohealthlife/news/research_final.html)
レポートによると、チョコレートを摂取することで脳細胞を増やすのに必要とされているBDNF(Brain-derived neurotrophic factor:脳由来神経栄養因子)が上昇することがわかりました。BDNFは、不足すると学習能力や記憶に悪影響を及ぼし、うつ病やアルツハイマー型認知症にも関係することが報告されています。また、チョコレートの摂取で脳血流量が増えるという研究結果も得られています。
【脳の若返り効果も!!】
(2017.01.21 加筆)
2017.01.18、内閣府のプロジェクトチーム「脳情報プログラム」と食品メーカーの明治は、高カカオチョコレートには脳の若返り効果があることを発表しました。
(出典: YOMIURI ONLINE 様 『カカオを多く含むチョコ、毎日食べると脳が…』 http://www.yomiuri.co.jp/science/20170118-OYT1T50120.html 、および、 zakzak by 夕刊フジ 様 『高カカオチョコに「脳の若返り効果」可能性も 内閣府「革新的研究開発推進プログラム」の中間報告』http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20170119/dms1701191141016-n1.htm)
これによると、カカオ成分70%以上の高カカオチョコレートを毎日食べることにより、学習などに関わりのある大脳皮質が増えて厚くなる効果が現われました。特に女性にその傾向が強く見られたとのことです。
カカオの抗酸化作用が関係している可能性があると言われていますが、今後さらにメカニズムを解明していくそうです。
まだ研究中の話ですが、何とも嬉しいニュースですね!
他にも、
【抗酸化作用でガン予防】
チョコレートに含まれている抗酸化物質などの作用により、チョコレートには結腸ガンなどの腸疾患予防の効果があるという研究結果が、スペインの研究チームから報告されています。(出典: AFPBB News 様 2012年1月31日記事 http://www.afpbb.com/articles/-/2854139)
更に、チョコレートには胃ガンの原因となるピロリ菌を殺菌する効果もありますので、胃ガンの予防も期待できます。
【アレルギー予防効果】
カカオポリフェノールには、アレルゲンへの過剰な抗体の生産を抑える働きもあります。これにより、アレルギーの過剰反応が抑えられます。また、アレルギーの症状が出た後でも効果は有効で、重症化するのを抑える効果が期待できます。
などなど、たくさんの健康効果があります。
◆ 高カカオチョコレート摂取のポイント
【カカオ含有量70%以上が目安】
高カカオチョコレートについて、明確な定義はありません。一般にカカオ含有率70%以上のものを「高カカオチョコレート」と呼んでいるようです。
チョコレートを摂取した際の効果についても、カカオ含有率70%程度で行われた実験データを示したものが多く、期待する効果を得るためにはカカオ含有率70%以上のものを選ぶと良いでしょう。(出典例: 明治製菓 様 「レポート1 チョコレート摂取による健康効果に関する実証研究」にて、カカオ成分72パーセントの高カカオポリフェノールチョコレートを実験に使用 http://www.meiji.co.jp/chocohealthlife/news/research_final.html)
購入する際には、「カカオ」「カカオマス」「Cocoa」などの表記で示されている成分をチェックしてくださいね。
【一日に25〜50グラムまでが目安】
一日の摂取量は合計で25グラムくらい、多くても50グラムくらいまでが良いようです。その量で、期待されるカカオの健康成分を十分に摂取することができます。またそれ以上食べたとしても、健康効果はそれ以上アップしません。
50グラムというと板チョコ半分から一枚くらいの分量で、おおよそ300キロカロリー前後になります。少し意外なことに、甘いミルクチョコレートよりもほろ苦く深い味わいのダークチョコレートの方が、脂肪分が多くカロリーは高めです。
【喘息の方は注意が必要】
チョコレートに豊富に含まれているテオブロミンは、喘息薬の「テオフィリン」と同じような構造・作用を持っています。そのため、両方摂取すると副作用が出やすくなります。
喘息薬を服用中の方は、高カカオチョコレートを食べても大丈夫かどうかお医者様にご確認の上で召し上がるようにしてください。
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チョコレートは、美味しくて、しかも実に多種多様な健康効果があります。まさに「神の食べ物」ですね!
食べ過ぎに注意して、チョコレートで美味しく健康にダイエット致しましょう!!
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