妊娠・子育て用語辞典の解説
ようさん【葉酸】
出典|母子衛生研究会「赤ちゃん&子育てインフォ」指導/妊娠編:中林正雄(愛育病院院長)、子育て編:多田裕(東邦大学医学部名誉教授) 妊娠・子育て用語辞典について | 情報
朝日新聞掲載「キーワード」の解説
葉酸
(2009-02-24 朝日新聞 朝刊 埼玉全県 2地方)
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デジタル大辞泉の解説
よう‐さん〔エフ‐〕【葉酸】
百科事典マイペディアの解説
葉酸【ようさん】
→関連項目悪性貧血|造血薬|ビタミン|プテリン
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栄養・生化学辞典の解説
葉酸
B群ビタミンの一つ.化学名はプテロイルグルタミン酸.葉酸の活性をもつ化合物は複数あり,それらを総称してフォラシンというが,葉酸自体をフォラシンという例も多くみられる.食品中にはプテロイルグルタミン酸とその誘導体の還元型,例えばテトラヒドロ葉酸などの形で存在する.欠乏すると,貧血などを起こす.炭素1個の代謝において機能する.ヒト血漿の正常値は6ng/ml以上とされる.
食の医学館の解説
ようさん【葉酸】
漢方薬・生薬・栄養成分がわかる事典の解説
ようさん【葉酸】
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大辞林 第三版の解説
ようさん【葉酸】
知恵蔵miniの解説
葉酸
(2014-8-21)
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説
葉酸
ようさん
folic acid
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説
葉酸
ようさん
folic acid
生化学的に活性な型はテトラヒドロ葉酸FH4であり、炭素1分子を含むメチル基、メチレン基、ホルミル基、メテニル基などの転移酵素の補酵素として作用する。哺乳(ほにゅう)類は葉酸の構成成分であるプテリジンは合成できるが、これをほかの二つの構造(p-アミノ安息香酸、グルタミン酸)と結合できないので、テトラヒドロ葉酸を食物から摂取するか、腸管内の微生物から得る。ジヒドロ葉酸還元酵素は、テトラヒドロ葉酸の再生を触媒する。食物から取り込まれた葉酸はジヒドロ葉酸還元酵素によって生物活性をもったテトラヒドロ葉酸に変えられ、細胞の増殖(DNA合成)に重要な役割を果たす。急速に増殖している癌(がん)細胞は正常細胞より強くこの酵素活性を求めるので、その活性を特異的に下げるメトトレキセートは抗癌剤として使われている。誘導体の一つである5-ホルミルテトラヒドロ葉酸(ロイコボリン)は自然界に広く分布し、ホルミル基をもつが、ホルミル基を移す能力は、活性ホルミル基をもつ10-ホルミルテトラヒドロ葉酸が高い。
自然食品中に含まれる葉酸誘導体は2~6個のグルタミン酸が結合したプテロイルポリグルタミン酸(プテリン化合物)として存在する。葉酸は、高等動物では腸内細菌が産生するので、必要量はごく微量でよく、実験的に葉酸欠乏症をつくりだすのは困難とされる。なお、葉酸の臨床的効果は、他の因子ビタミンB12との共同作用によってのみ著しい治療効果が得られる。[有馬暉勝・有馬太郎・竹内多美代]
生体との関係
肝臓から抗貧血因子、ホウレンソウから乳酸菌増殖因子として発見されたビタミンであることからもわかるように、ホウレンソウなどの緑黄色野菜、キノコ、肝臓、腎臓(じんぞう)に豊富で、その他の野菜や果実、食肉にもかなり含まれている。しかしながら調理加工、貯蔵中に失われる量が比較的多く、90%に達する例もある。所要量は1日成人0.2~0.4ミリグラム、乳児0.005~0.1ミリグラム、授乳婦0.6ミリグラムと推定されている。核酸やタンパク質の合成・分解に関与し、また骨髄での幼若細胞の成熟にも必要である。葉酸が欠乏すると赤血球の未熟などにより、たとえば巨赤芽球(きょせきがきゅう)貧血などがおこる。葉酸は妊娠時に要求量が増大するので、アメリカなどでは受胎前のすべての女性に対して葉酸を強化した食事をとることを推奨している。これは葉酸摂取量が不足している場合、神経管異常neural tube defectの新生児が生まれる頻度が欧米で高くなっているからである。[木村修一]
世界大百科事典内の葉酸の言及
【造血薬】より
…注射用鉄剤としては,デキストラン鉄,ソルビット鉄などの製剤がある。 鉄剤の無効な悪性貧血の治療に肝臓エキス製剤が有効なところから,有効成分の追跡が行われ,1944年に葉酸,48年にビタミンB12(シアノコバラミン)が発見された。ビタミンB12と葉酸のどちらが欠乏しても,DNA合成に支障をきたし,赤血球生成が障害されて貧血を起こす。…
【ビタミン】より
…前者にはビタミンA,D,E,Kなどがあり,脂肪に含まれる必須脂肪酸をビタミンFということもある。後者にはビタミンB1,B2,B6,B12,C,ニコチン酸,パントテン酸,ビオチン,葉酸などがある。
【各種のビタミン】
以下,主要なビタミンの生理作用,欠乏・過剰症について解説する。…
※「葉酸」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
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