瘦身機器・美容機器について(痩身機器・美容機器タイプ別機能解説)
痩身機器・美容機器について
痩身機器や美容機器には普段聞きなれない専門用語や機能が多く使われています。
ここではそんな疑問をスッキリ解消する豆知識を紹介します。
マイクロカレント波
人間の体内に流れる電流と似た微弱な電流を流すことで細胞を修復・活性化します。極めて弱い電流のため神経や筋を興奮させませんので、運動後のクールダウンや損傷部位の鎮痛・治癒促進効果に有効です。
また、コラーゲン層を修復して血行促進・代謝アップの効果があるので、フェイシャル用として使用すれば、鎮静効果、ハリアップ、たるみの引き締め、ほうれい線改善も期待されます。
エレクトロポーション(=ポレーション=ノーニードル=インサートパルス)
イオン導入や超音波導入では浸透させることができなかった分子量の大きい有効成分を、針を使わず浸透させる新しい導入法です。
特殊な高電圧の電気パルス(電波)を皮膚表面に与えることにより、一時的に皮膚に微細管(穴)を作り有効成分の通り道を作ります。これにより肌深部まで有効成分をダイレクトに浸透させることが可能です。
細胞の生物学的な構造・機能を傷つけることなく、大きなサイズの分子量を持つ溶剤も透過させることが可能になり、肌への成分浸透率は、従来のイオン導入の約20倍の効果があるといわれています。
高電圧の電気パルスを肌に当てるため、ピリッとした刺激がありますが、最近では、特殊な波形で、刺激を軽減した機器も登場しています。
イオン導入・超音波導入・エレクトロポーションの違い
●イオン導入
イオン導入とは、微弱な電流を使って、そのままでは浸透しにくいビタミンC誘導体やプラセンタなどの美容成分を肌の奥へと届ける美容方法を指します。そのために使う機械をイオン導入器と呼ぶのですが、もう少し詳しく解説しましょう。
私たちの肌の一番表面、角質層は酸性で、陽イオン(+)が多くなっています。しかしその内側の顆粒層は陰イオン(-)でアルカリ性に保たれ、互いに 反発しあい、角質層と顆粒層の間には電気の膜(バリアゾーン)ができています。通常はこの電気の膜に阻まれて、美容成分は角質層よりも奥に浸透することができません。
イオン導入器で肌に電流を流すと、角質層と顆粒層が中性に傾き、反発が弱まります。すると浸透の邪魔をしていた電気の膜の働きが弱まるので、成分を 肌の奥まで届けることができるのです。また、ビタミンC誘導体は(-)イオンを帯びています。マイナス同士、プラス同士は反発しあうため、イオン導入器で (-)の電流を流して上げると、(-)イオンを帯びるビタミンC誘導体はそれに反発して肌の奥まで押し込まれていきます。このようにして、イオン導入器は 美容成分を肌の奥まで浸透させるのです。
●超音波導入
最近では超音波のところで説明したような本来の機能にプラスして、イオン導入のように美容成分を皮膚の奥に浸透させるタイプのものが多くあります。
超音波はその振動を肌の深部にまで伝えることが可能で、この振動に成分を乗せて奥まで届ける形になります。。
目安としては1MHz(メガヘルツ)~5MHzのものを選択し、MHzが低いほど肌奥に浸透し、MHzが高いほど肌表面のみで作用します。
イオン導入では、イオン化していない成分や分子の大きいものも導入可能になりますが、やはりエレクトロポーションに比べると効果は、少なくなります。
LEDとLD
太陽光線には、肌を活性化させるなどの美観効果があることがわかっていますが、紫外線を含んでいるのでシミやそばかすの原因となってしまいます。LEDやLDは、肌に害のある波長の光を分光で除外することができることや、発光部分に熱を発することはありませんから、やけどの心配もありません。
『LED』と『LD』はどちらも光ですが、決定的な差は、『一般的な光』と『レーザー光』の違いだということです。
発光ダイオードのことです。電流を流すことによってあらゆる方向に広がりのある光(一般的な光)を出します。この光は広い波長を持っており、様々な波長の光がふくまれていますので、肌の表面から内側まで働きかけることが可能となり、その結果、シミ、そばかす、たるみ、小じわ、コラーゲンの生成など、多くの肌トラブルに効果を得ることができます。
光美顔器は光の色の組み合わせによって様々な効果を得ます。
白い光は、様々な波長の光がふくまれている光で、お肌の細胞の活性化を促します。細胞が活性化するとお肌にハリとツヤが出るので、シワやたるみが引き締まりシミも薄くなります。
また光を色毎に分ける『分光』により、黄色、黄色、赤色の光がよく利用されています。
青い光(短い波長)には殺菌効果があり、ニキビの撃退に効果を発揮します。ニキビ菌は通常の代謝過程でポルフィリンという光毒性物質を産み出しますが、このポルフィリンに405nmの光を当てると活性酸素を発生させて、ニキビ菌を殺菌してくれるのです。またコラーゲンの生成を促進し、安眠効果などの働きもあります。
黄色の光(中間の波長)は体液や血液の循環を促進し、老廃物の排出を促します。真皮や細胞に作用して活性化し、角質層のターンオーバーを正常に保ち、メラニンの排出をスムーズにする作用があり、シミやくすみ改善に効果的です。
赤い光(長い波長)は、年齢と共に減少するコラーゲンの生成を促進し、若い頃のお肌を取り戻します。皮下組織に作用し毛細血管を刺激して血行を促進します。細胞の中でエネルギーを作り出す働きを担うミトコンドリアに働きかけて、細胞活性を高め、コラーゲンやエラスチンの生成を促進して赤みを抑え、ハリのあるお肌をサポートします。
●LD(Laser Diode)
レーザーダイオード(低出力レーザー)のことです。電流を流すと平行にレーザー光が出てきます。
レーザーポインタなどでもわかるように遠方までほぼ同じビーム径を保つ事が可能です。またLDからは決まった波長しか出て来ませんので分光は、ほとんど出来ません。
脂肪細胞の膜に低出力の光を照射することで、脂肪細胞間の隙間を空けて細胞同士を遊離させていく。
さらに遊離した細胞が変形を起こして、細胞内の脂肪由来の成分を排出させることで、脂肪細胞のサイズを小さくしていくことがでいるので痩身効果が期待できます。
ハイフルクエンシー
ガラス真空管に高電圧で放電すると酸素分子が分離・再結合してオゾンを発生させることが出来ます。そのオゾンでお肌を清潔にします。毛穴の「黒ずみ」、「開き」、「たれ(涙毛穴)」といった毛穴のトラブルに効果的。また、赤外線で皮膚組織の温度を上昇させて代謝促進、皮膚組織をやわらかくするなどの効果が期待できます。
オゾン美顔器でオゾンを発生する以外にも、自然界でもオゾンの発生は起きています。落雷などによって高山や森林にも大量発生し、大気の殺菌や脱臭をしています。
オゾンは、3つの酸素分子が結合した物質で、室温では約20秒程度しか存在できず、またオゾン分解後は酸素に戻るため安心です。
オゾンは、フッ素に次ぐ強力な酸化作用があり、殺菌力は塩素の6倍といわれています。
オゾン美顔器は、このすぐれた殺菌作用、ブライトニング効果を利用したもので、にきびの原因アクネ菌、ぶどう球菌などの洗顔ではおちない汚れをやさしく取り除きます。また、ブライトニング効果でしみやくすみにも効果があります。高濃度のオゾンは、のどや目に刺激があり有害物質ですが、美顔器などで発生するオゾン濃度はとても低濃度で無害です。
変動磁場
「磁場」ですが、大きく分けて
1. 定常磁場:時間がたってもその強さや方向が変化しないもの
2. 変動磁場:時間とともにあるその強さや方向が変化するもの
の2種類があります。
定常磁場を利用した機器の代表は、永久磁石を使用した治療器です。
具体的には絆創膏で皮膚に貼るもの、磁気腹巻、磁気寝具などがあります。
たとえば、皮膚に実際にキズができたとすると、これをもとのきれいな肌にするためには、ある種のエネルギーが必要になります。電気を与えただけでもエネルギーを与えていることになるのですが、肌が再生するのに必要なエネルギーは、皮膚の中にあるのと同じ電気エネルギーでなくてはならないことがわかったのです。
磁気がもたらす美容効果のメガニズムは、人体に磁気を作用させると、電磁誘導が起こり、血中に電流が生じます。電流の作用で血液中のイオン量が増加し、それによって自律神経の働きが整えられ、血液の循環が良くなります。
その結果、毛細血管が再生されて皮膚細胞が活性化します。血流が改善されることで、栄養素を運ぶ助けともなり、その結果、コラーゲンなどが生成が活発化し若返り効果も期待できます。