異常性癖

出典: へっぽこ実験ウィキ『八百科事典(アンサイクロペディア)』

異常性癖(いじょうせいへき)とは、人には人の性事情があることを示唆するものである。それこそまさに十人十色、様々な性癖が発見されている。

異常性癖について話す前に、普通の性癖とは一体何なのかということについて解説しておく。通常性癖(Normophilia)とは、正常な異性の裸体に性的興奮を抱き、かつ通常の性行為によって性的快感を得ることのできる性癖のことである。なお、ここで言う「正常」「通常」とは、ほぼ全ての人間が生物学的に性を催すことを指す。この定義から漏れたものが異常性癖である。ちなみに、考えようによっては通常性癖も異常のうちである(これは地球人も宇宙人のうちである、ということと同じ意味)。

一つ重大なことを言い忘れていた。決して異常性癖を持つ人を軽蔑してはならない。何故かって?あなたもそのうちの一人だからである。詳しくは以下を参照してくれ。

非常にたくさんあるが、できるだけ記しておく。ここにある性癖に20個以上当てはまったら真の以上性癖であるが、一つも当てはまらなくてもそれはそれで異常である。ちなみに著者は男性であるので、主に男性側から解説することになるが悪しからず。

年齢に関して

  • Nepiophilia(ネピオフィリア)
    乳児性愛、と言葉をあてる。まだ乳離れするか否か、という程度の乳児に性的興奮を抱くことである。男女の体格差がないことに加えて、生産性も0であるためなかなか理解しがたい。出産を終えた母親、父親が発症しやすく、赤ちゃんの様子を見るたびに「昔は可愛かったのにねぇ」と息子娘をあてこするのが大きな特徴である。
  • Nymphophilia(ニンフォフィリア)
    先ほどよりは少し年齢が上がったものの、まだまだ幼く、せいぜい小学校低学年レベルである。例の犯罪者はこれであったらしいが、生理は始まっていないので生産性は0のままである。また、アリスフィリアとも呼ばれ、スタジオアリスの名前もそもそもこれからとったのだとか。
  • ロリコンの一番メジャーなタイプ。ここにきて生産性が少しでてくるかもしれないという淡い期待のためか、人気も上がる。ペドフィリアをロリコンと区別しようとする人もいるが、実は二つは包括関係にあるのだ。年齢分布は同級生から頭髪の薄いオヤジさんまで多岐に渡り、見ることそのものに興奮を覚えるほか、触りたいという欲求もあり、性犯罪の件数も段違いというべきだろう。
  • Ephebophilia(エフェボフィリア)
    成人が思春期の人間に性的興奮を覚えることを指す。ここで重要なのは、性別については何も言及されていないということである。大人よ、過去の甘い青春を思い出してナニをするというのか。また性的のほか、「過去を懐かしむ」ことにも趣を置く人が多いため、初恋の心を思い出しては自己満足に至るまったくおめでたい人々でもある。
  • Gerontophilia(ジェロントフィリア)
    今度は年を重ねすぎた人に性的興奮を抱くこと。非常に年齢幅が広く、中には80過ぎでないと興奮しない人もいるとか。ただ生理は終了しているため、やはり生産性は0。

身体情報に関して

言わずもがな、フェチのことである。

  • Trichophilia(トリコフィリア)
    髪フェチ。あの娘の髪の毛の匂いを嗅ぎたい、なんて思っているそこのあなた。要チェックである。なお、匂いだけではなく触り心地や色の好みも様々である。
  • Oculophilia(オキュロフィリア)
    眼球フェチ。結構レアかもしれないし、これはグロテスクな描写が好きな人向けの性癖である。眼球に生殖器は無いため、生産性は0。
  • Nasophilia(ナソフィリア)
    鼻フェチ。この人の目にワリオはどう映っているのだろうか。鉤鼻タイプと高鼻タイプに二分されるが、高鼻タイプが圧倒的多数派である。
  • Odontophilia(オードントフィリア)
    歯フェチ。つまり矯正した歯なんてもってのほか、という人種。人数が少ないためか、歯牙にもかけられないことが多い。芸能人は歯が命、とは至言である。
  • Maiesiophilia(メイシオフィリア)
    胸フェチ。え、通常性癖じゃないの?と思った人は自覚のない異常性癖である。なお、この性癖は巨乳好きのみを言及しているから、貧乳好きはこれには当てはまらない。良かった
  • Pygophilia(ピゴフィリア)
    尻フェチ。人気のある異常性癖の一つで、こちらも自覚のない人が多い。主に臀部の丘の部分を好むのが多数派で、臀部の割れ目が大好きなんです、という人は少数派である。
  • Phallophilia(ファルフォフィリア)
    巨根愛好。それも、精力抜群、なかなか萎えないもの。女性に多いが…?なお、巨根と見なされる最小の長さについては人それぞれであるという。
  • Podophilia(ポドフィリア)
    脚フェチ。すらりと伸びた白い脚を想像して興奮できるならチェック。胸、尻並んで三代性癖を成すのにもかかわらず、脚に関する文学的な言い回しが殆ど無いのが疑問である。
  • Anasteemaphilia(アナスティーマフィリア)
    身長差フェチ。背の低い女性が背の高い男性を欲しがるのはこれの為。ハイヒールやシークレットブーツはこの為に開発され、韓国を中心に人気である。
  • Microphilia(ミクロフィリア)
    小人性愛。とはいっても幼い子ではなく、単純に背が低い人が好きなだけである。どうやら背が低い人にもニーズはあったようだ。良かった
  • Dysmorphophilia(ディスモーフォフィリア)
    異形性愛。それにしても、指が六本あることに性的興奮を覚えるとは、一体どんな気分なのだろうか。ピッコロにもニーズはあったようだ。
  • Apotemnophilia(アポテムノフィリア)
    肉体欠損性愛、と漢字をあてる。五体不満足に対して性的興奮を抱くことで、異形性愛とは少し違う(欠損しているか否か。増加しているとダメらしい)。
  • Acrotomophilia(アクロトモフィリア)
    アポテムノフィリアの派生で、失くなる対象が手足になっただけ。ダルマプレイが好きな人はこれにあたる。

状況に関して

  • Maieusiophilia(メイユーシオフィリア)
    人を孕ませることを快感とすることなので、思った以上に多いのではないだろうか。なお生物学的な営みはカウントしないので、子持ちの親は全員これ、という訳ではない。
  • Narratophilia(ナレートフィリア)
    世に言う。「ゆっくりしていってね!」と言わんばかりである。アナウンサーがこれだったら上手に実況できるのだろうか。そんな時には週刊フライデーが火を吹きそうだ。
  • Nosophilia(ノソフィリア)
    病気や、その患者に対して性的興奮を覚えること。相手が抵抗できないのを良いことに、自分の好き勝手にするのだろうか。感染症がうつるのを顧みずにヤる人もいるそうで、行為の後は2人仲良く昇天である。
  • Ochlophilia(オクロフィリア)
    大勢でヤることが好きな人。乱交パーティーがこれにあたる。おすすめスポットはすすきの
  • Phobophilia(フォボフィリア)
    とにかく怖いもの好きの好事家のことである。トリニトロトルエンの真横で、というシチュエーションは至高の一品。
  • Vorarephilia(ボレアフィリア)
    食物連鎖よろしく、食うか食われるかの関係が好きな人。この型の人は野生の血を強く引いている可能性があるため、ズーフィリアを併発しているかもしれない。
  • Acrophilia(アクロフィリア)
    高いところでヤるのが好きな人。一番人気はやはり観覧車内での行為である。高所恐怖症の人にとっては異常そのものと思われるかもしれないが、ラブホテルが平屋ではないのはこの性癖のニーズがそれなりにあるからである。
  • Agoraphilia(アゴラフィリア)
    広いところを好んでいる人。オープンスケベを軽く凌駕しており、見られることでさらなる快感を得るそう。公開処刑である。
  • Claustorophilia(クラストロフィリア)
    アゴラフィリアとは逆に、閉鎖的な空間に(押入れの中など)が好きな人。アクロフィリアを併発すると、観覧車での行為がもっと楽しいものになる。
  • Hodophilia(ホドフィリア)
    旅先での性行為を好む人種。家とは何かが違うらしい。ラブホテルでヤるのが好きな人が多いのはこの為。
  • Pseudonecrophilia(シュムドネクロフィリア)
    相手に死体のふりをしてもらうと快感だという特殊な性癖。ただし冷たい死体はNGで、あったかい死体限定なんです、というのは変な話である。つまり本物の死体とするときは湯たんぽが不可欠であるということだ。
  • Amaurophilia(アムロフィリア)
    目隠ししながら、アムロ、イきまーす!
  • Exhibitionism(エキシビジョニズム)
    露出狂。過去に様々な人が患ってきた異常性癖の一つである。曝す部位は個人によって変わるものの、概ね生殖器である。その醜い身体を曝したときのリアクションを見て楽しむらしい。
  • Autoassassinophilia(オートアサシノフィリア)
    自分が痛めつけられて、嬲られて殺されることを好むマゾの境地。死んだら真の快感が得られると盲信しており、また人間の殺害方法について異様に詳しいのが特徴。
  • Asphixiophilia(アスフィクシオフィリア)
    絞殺される瞬間の低酸素状態(ものの数秒)で性的快感を得るツワモノ。こうも一瞬で絶頂に達することができるとは、早打ちマックもビックリの性癖である。言わずもがなマゾの一種。
  • Candaulism(カンダウリズム)
    自分のパートナーの裸体をあろうことか第三者に見せ、それで以って快感だとする人種。人間の公開欲求とよく似ている。
  • Troilism (トロイリズム)
    カンダウリズムのエスカレートしたもので、パートナーと第三者を交わらせ、それを見て性的快感を得る人。その神経システムは一向に謎であるが、後述するゼロフィリアに似ている節がある。
  • Scopophilia(スコポフィリア)
    他人の着替えを見ることに異常に興奮する性癖。むっつりスケベである。覗き魔は全員これ。余談だが、著者の通っていた小学校には女子の下着の色を全把握している人がいた。今考えると相当気持ち悪い。
  • Scoptlagnia(スコプトラグニア)
    他人の営みを観察して性的に興奮する人種。アダルトビデオ観賞はこれにあたるため、世の男性の少なくとも半数はこれであろう。また、2次元か3次元かは問わないため、エロゲ好きもこれである。
  • Scoptophilia(スコプトフィリア )
    同意の上で他の人の営みを観察、性的に興奮する人種。同意を求める意味がわからない。敢えて漢字をあてると「和姦」。
  • Mixosopic zoophilia(ミクソスコピック・ズーフィリア)
    こちらはもっとエスカレートしたもので、いわゆる異種姦を覗き見して興奮する人のこと。おお、怖い怖い。
  • Deflorantism(デフロランティズム)
    他人の「初めて」を奪うことを快感とする性癖。特に男性に多いらしく、ときに処女陵辱病とも呼ばれる。

人間以外の対象に関して

  • 人間ではなく、その他の動物に対して性的興奮を抱くこと。その人にとっては動物園は性欲処理場にしかならなさそうだ。なお遺伝子的な問題から、生産性は0である。
  • Pseudozoophilia(スードウズーフィリア)
    動物っぽい外見の人間を好む人種。そんな奴いるのか、と思ったそこのあなた。猫耳はここに分類されるのだぞ。チェックしておきなさい。
  • Acousticophilia(アコースティッコフィリア)
    もはや対象は生物ではなく、なんと「音」で、生産性以前の問題である。モールス淫語で興奮した人は要チェックだ。
  • Choreophelia(コーリオフィリア)
    踊りに魅せられた人のこと。特に、露出の多いフィギュアスケートはきっと見ていられないだろう。なお、踊りの神だが女たらしの神はこれだったのかもしれない。
  • Dendorophilia(デンドロフィリア)
    性欲の対象は「樹木」。違法ドラッグに手を染めている奴はこれかもしれない。「木の股」と聞いて変なことを想像したあなたは要チェック。
  • Doraphilia(ドーラフィリア)
    動物の革に性的興奮を抱くこと。革フェチ、とでも言うのだろうか。著者は見たことがない。
  • Espectrophilia(エストペクトロフィリア)
    鏡に映ったものに性的に興奮する人種。自慰が得意そうである。自分をオカズにできるのだから。
  • Hierophilia(ヒエロフェリア)
    神聖なものに対して性的に高ぶってしまうこと。綺麗な物ほど穢したい、と思うらしい。普段は清楚系な人物を陵辱したい、という症状があるらしい。
  • Mysophilia(マイソフィリア)
    汚物を極端に好む変わった人種。穢いものに塗れたい、と思うらしい。なお、この人種の前では汚物は消毒してはならない。
オスフレジオラグニアの典型例。
  • Pediophilia(ペディオフェリア)
    人形大好き、人形しか愛せない人種。リカちゃん人形に傾倒しまくっている人は要注意。正確に言うと対象が「偶像」であるため、リアルでなくてもいいらしい。もっと言うと偶像なら何でもOKなハイセンスな人もいるらしい。
  • Sitophilia(シトフィリア)
    食べ物を粗末にしつつ性欲処理のために使っちゃう人のこと。こんにゃくやカップラーメンがその代表。食べ物を粗末にしてはいけない。
  • Arachnephilia(アラクネフィリア)
    一部の人間からは異常なほど拒絶される「蜘蛛」が対象。好き嫌いが激しいらしいが、蜘蛛の巣は拘束具としてお誂え向きであるという。「後家」や「女郎」という響きで興奮する方はこれかもしれない。
  • Coprophilia(コプロフィリア)
  • Urophilia(ウロフィリア)
    上のコプロフィリアと双璧を成す性癖で、その対象は「尿」。小学生か。
  • Haematophilia(ヘマトフィリア)
    血を見るとゾクゾクするという性癖。ただし見るだけであり、飲んだり触ったりするのは一向にダメらしい。それなら赤インクでも代替可能なのではないだろうか。
  • Hygrophilia(ハイグロフィリア)
    何でもかんでも、取り敢えず分泌液が大好きな人種。胃液から唾液まで、なんでもオーケー。彼ら曰わく、体液は総称して「エキス」と呼ばれているとのこと。分からない界隈である。
  • Lactaphilia(ラクタフィリア)
    乳汁をこよなく愛するグルメな人種。果たして美味しいかどうかは別のお話。一番人気の乳汁は牛のもので、ヤギの乳汁は好みがわかれる。人間のものは広く人気があるが、風俗的な問題で店頭に並ぶことはない。
  • Menophilia(メノフィリア)
    血の中でも、特にどす黒い生理血しか好きじゃないという変わった性癖。しかも舐め回すのも匂いを嗅ぐのもオーケー。
  • Salirophilia(ソルティフィリア)
    塩気大好き人間。塩分は人体に不可欠であることには間違いないが、そこから塩分摂取するのも如何なものか。
  • Symphorphilia(シンフォフィリア)
    大規模自然災害に性的興奮を抱くという、至極意味不明な性癖。津波が迫り来るのを見て興奮するのだろうか。生産性は、言うまでもなく0である。
  • Timophilia(ティモフィリア)
    金は愛よりも重し、という信念の人。やっぱり世の中は財産が物を言うらしい。比較的裕福な人はこの性癖を持った異性に気をつけておくべきだ。
  • Zelophilia(ゼロフィリア)
    嫉妬することで性欲を満たそうとする人のこと。嫉妬は世の中に溢れかえっているので、そんな程度で満たされるとは妬ましい限りである。
  • Algophilia(アルゴフィリア)
    とにかく苦痛によって快感を得ることのできる人種。広い意味でマゾと呼ばれているもので、禁欲主義と快楽主義の中間をすり抜けていく奇妙な性癖。
  • Spectrophilia(スペクトロフィリア)
    「霊」「天使」「神」などと、想像上でヤるのがお好きな方。二次元はこれに分類されるのだろうか。言わずもがな、オナニーはこれである。
  • Pygmalionism(ピグマリオニズム)
    人間の像しか愛せない、という性癖。ミロのヴィーナスは確かに官能的ではあるが、あれを性欲の対象にできるかと言われると疑問である。イスラム教徒にあってはならない性癖である。
  • Agalmatophilia(アガルマトフィリア)
    ピグマリオニズムと何が違うんだ、と言いたくなる。実際は、ペディオフィリアとピグマリオニズムを足して2で割ったものらしい。全部ひっくるめて人形フェチとされてしまうことも多い。
  • Formicophilia(フォミコフィリア)
    人間ではなく、また脊椎動物でもなく、昆虫に性的興奮を抱く人種。ハエがその代表というが…?
  • Vorarephilia(ボレアフィリア)
    生物同士の捕食行為に興奮しちゃう性癖。食べられる、という語から色々と連想するらしい。マゾの一種である。
  • Necrophilia(ネクロフィリア)
    俗に言う「死体フェチ」。当然、冷たい死体限定である。彼らいわく、「俺たちのラブホテルはピラミッドだ!」と。
  • Leichenschaendung(ライヒェンシェンドゥング)
    上と大差ないが、死体とヤるのがお好きな方のこと。妙に発音がオサレである。
  • Tanatophilia(タナトフィリア)
    こちらはかなり広範囲でオーケーな人種で、死に関することなら何でも良いらしい。語源であるタナトスもびっくりである。
  • Pyrophilia(ピロラグニア)
    あろうことか、燃え盛る炎に対して性的興奮を抱くこと。リアクション芸人はこれになると有利だ。というか、ダチョウ倶楽部のメンバーはこれではないのか。
  • 2chphilia(ニチャフィリア)
    2ちゃんねるの住人は大概がこれにあたる。毎日チェックしないと気が済まないらしい。スレ立てすることで興奮する。
  • NRVphilia(ドーシヨーモフィリア)
    アンサイクロペディア内にのみ存在する特殊性癖。どうしようもない記事を書き続け、NRVを貼られることに性的に興奮する人のことである。要はドM。しかし管理者からの印象は悪いため、いい記事を書いても報われないことが多い。
  • Coffilia(コーフィリア)
    簡単に言うとカフェイン中毒者のこと。最近、これによる死者がでたことで話題になった性癖である。

行動に関して

  • Autonepiophilia(オートネピフィリア)
    赤ちゃんのコスプレをしてヤることがお気に入りの人種。「ママ、ママ」と大の大人がしきりに甘える姿は痛々しいこと限りない。なお、赤ちゃん本舗とはこの性癖のための店である。
  • Eonism(エオニズム)
    異装が趣味の人。特に異性の服装を好む人は要注意だ。女装・男装コンテストは一体何を競っているのか分からなくなってくるが気にしない。彼らには彼らなりの世界があるのだ。
  • Polyterophilia(ポリテロフィリア)
    性欲が異常に強い人。一回では飽き足らず、同じ人とでも飽き足らず、といったところである。生物学的な目で見ると発情期とかいうやつである。
  • Clismaphilia(クリスマフィリア)
    もともとは治療法であった「浣腸」を性の対象としてしまった人。なお、器具を見るだけではさすがに興奮しないらしい。したら末期も末期である。
  • Altocalciphilia(アルトカルシフィリア)
  • Emetophilia(エメトフィリア)
    吐くのも好き、吐かせるのも好き、嘔吐物も好き、の三拍子揃ったツワモノ。口からものを出してえずいている姿を見て興奮するという。これに医者になられては困る。
  • Harpaxophilia(ハーラパークソフィリア)
    数ある犯罪のうち、なぜか強盗だけに性的興奮を抱く。意味不明としか言えない。そんなにも覆面を被った銀行強盗は魅力的なのだろうか。覆面を取った時の幻滅の方が大きい気がする。
  • Homilophilia(ハミロフィリア)
    マゾの一種で、お説教が好きだという性癖。とある閻魔はこれでお仕事万歳である。マゾの一種。
  • Hybristophilia(ハイブリストフィリア)
    犯罪者に対して情が湧いたらしく、ついでに性欲も湧いちゃった人種。人質と犯人がセックス、というシチュエーションは最早ありきたりだろう。
  • Pecattiphilia(ペックアティフィリア)
    犯罪を犯すことそのものに快感を覚えた人種。いや、そもそもやっていることが犯罪だろう。
  • Harmatophilia(ハーマトフィリア)
    失態愛好、と漢字をあてる。何らかの失敗に対して性的興奮を抱くらしい。ゴムの付け忘れとかとか。
  • Kleptophilia(クレプトラグニア)
    盗みに性的興奮を抱くこと。心も身体も盗まれたい、という願望の現れなのだろうか。
  • Phygephilia(フィジャフィリア)
    何かから逃げること、つまり何かに追いかけられることで性的に興奮すること。芥川龍之介によると、河童にもこの性癖が存在するらしい。
  • Somnophilia(サムフェリア)
    睡眠中を狙っている奴らのこと。無防備な相手を見て興奮するという。睡眠薬を使ってヤる人はこれである。
  • Taphephilia(タフェフィリア)
    埋葬性愛、と漢字をあてる。色々突っ込みたいところだが、埋められる事に快感を得るのはさすがに変だぞ…
  • Biastophilia(バイストフィリア)
    レ○プが大好きな人種。少なからずいるだろうが、実際にやってのけた人物はそういない。
  • Vampirism(ヴァンパリズム)
    他人の血を吸うこと、つまり吸血を好む性癖。ヴラド・ツェペシュはこれだったという説がある。
  • Xenophilia(ゼノフィリア)
    全く知らない人しか性欲の対象となりえない。知人は全くNGであるという不思議な性癖。
  • Coprolalia(コプロラリア)
    世の小学生は大半がこれ。卑猥な言葉を言いまくって喜ぶ性癖。「うんこー!うんこー!」と電車の中で叫びまくっている小学生はこれなのだ。温かい目で見守ってあげよう。

あなたが当てはまる異常性癖の個数を数えてみよう。

  • 0個
    強がっていないでもう一回数えて来なさい。
  • 1-5個
    性欲減衰も甚だしいです。もっと精進してください。
  • 6-10個
    普通です。この調子で楽しんでください。
  • 11-20個
    ちょっと物好きな方ですね。ほどほどに。
  • 21個-
    精神科を受診してください。そのままでは危険です。
  1. なおペドフィリアとロリコンの区別を主張する輩は、大概ロリコンである。ロリコンの方が対象年齢は高いと誤解しているが故に、異常さはマシだと思い込んでいるのだ。
  2. 例えば、「指」ならば「白魚の様な指」という褒め言葉があるし、柔らかい人体部位(胸、尻など)には「マシュマロのような」という表現がある。しかし、足は「大根足」などの罵詈雑言が目立つ。
  3. 世界には異形の子を神として崇める風習がある地域も存在するが、それは性の対象としていないためアンカウント。
  4. ブログなどを熱心に投稿している人や、アンサイクロペディアに熱心に投稿している人は、公開欲求が強いため注意が必要だ。
  5. ちなみに著者は7個当てはまった。