乾燥肌を改善する成分として注目の「ヘパリン類似物質」。
聞きなれない名前ですが、皮膚科で処方される薬に配合されている成分で、最近ではドラッグストアなどでもヘパリン類似物質の入った市販薬が販売されています。
そこで、ヘパリン類似物質の効果や気になる副作用を解説し、ドラッグストアで買えるヘパリン類似物質の入った薬をご紹介します。
乾燥肌に効くヘパリン類似物質とは
ヘパリン類似物質は、皮膚科で処方される「ヒルドイド」というお薬に配合されている成分です。
皮膚科では、ヒルドイドはひどい乾燥肌や、皮脂欠乏症という病気による肌の乾燥の治療に使われています。
ヒルドイドには高い保湿効果あることから、美容家の間で「高級クリームより、乾燥肌に効く!」と噂になり、インターネットやSNSを通じて一気に口コミが広がっていますね。
ヒルドイドが有名になったことで、ヒルドイドの主成分である「ヘパリン類似物質」も知られるようになりました。
ヘパリン類似物質とは、皮膚疾患の治療薬として50年以上も前から使われている成分です。
「ヘパリン」とは、もともと私達の身体にも存在する成分で、血が固まるのを防ぐ作用や血行を促進する作用があります。
ヘパリン類似物質は「類似」という名前のとおり、「ヘパリン」と非常に似た作用を持つ成分で、豚などの臓器から抽出された原料で作られています。
ヘパリン類似物質の作用は、以下のとおりです。
- 血行促進作用…患部の血液凝固を抑えて血行を良くする
- 水分保持作用…肌の角質を柔らかくし、角質内の水分を保持する
- 抗炎症作用…肌の炎症時に増える酵素を抑制し、炎症を鎮める
ヘパリン類似物質の乾燥肌への効果
多くの人を悩ませる、「乾燥肌」。
乾燥肌の改善に有効だと言われる「ヘパリン類似物質」の効果について詳しく見ていきましょう。
乾燥肌とは肌のバリア機能が落ちた状態
「乾燥肌」とは肌の水分量が10%以下になった状態(健康な肌の水分量は20%~30%)です。
肌の水分は、肌の一番外側にあるわずか0.02ミリほどの角質層という部分で保たれています。
角質層は「肌のターンオーバー」によって、いつも新しい細胞に生まれ変わっています。
肌のターンオーバーとは、角質層の一番内側にある「基底層」で生まれた細胞が、角質層まで上がってきて、最終的に剥が落ちるというサイクルのことで、肌のターンオーバーによって、いつも角質層は新しく健康な状態でいられるのです。
乾燥肌とは、何らかの原因で角質層が傷ついたり、薄くなったり、厚く硬くなったりすることで、角質層の保水機能が十分働かなくなった状態です。
角質層の保水機能が落ちる原因は幾つか考えられます。
- 洗顔料の洗浄成分が強く、肌の皮脂を落としすぎて角質層を守る皮脂が不足している。
- 洗顔時やスキンケアの時に肌に摩擦や刺激を与えて、角質層を傷つけている。
- 洗顔やピーリングなどで角質を落としすぎたことにより、肌のターンオーバーが早まって、未成熟な角質細胞が肌の表面に上がってきている。
- ホルモンバランスの乱れや食生活の乱れによって、肌のターンオーバーが滞って角質層が厚く硬くなっている。
ヘパリン類似物質が乾燥肌に効くしくみ
ヘパリン類似物質は肌のターンオーバーを整えて、角質層を健康な状態に戻すことで、肌の乾燥を改善していきます。
肌の角質層に働きかけて、乾燥肌を改善する成分はヘパリン類似物質以外にもたくさんありますが、ヘパリン類似物質とは何が違うのでしょうか?
ヘパリン類似物質と、他の角質層をケアする保湿成分との違いを表にしてみました。
作用する深さ | 働き | |
ヘパリン類似物質 | 表皮の基底層 | 基底層での細胞分裂を促進 |
ヒアルロン酸 | 角質層の奥まで(分子量により浸透率が異なる) | 保湿機能 |
尿素 | 角質層まで | 角質軟化作用、保水作用 |
セラミド | 角質層まで | 保湿機能 |
コラーゲン | 角質層まで | 保湿機能 |
ワセリン | 肌表面 | 保護膜を作り角質層を守る |
ヘパリン類似物質以外の保湿成分は、「外側から角質層内の水分量を増やす」という方法で、乾燥肌を改善していきます。
一方、ヘパリン類似物質は、角質層の一番奥にある「基底層」にはたらきかけることができます。
基底層は肌のターンオーバーの出発点で、新しい肌細胞が作られる所です。
ヘパリン類似物質は基底層を刺激し、肌のターンオーバーを正常化することで、角質層を根本から健康な状態に治していく働きがあるのです。
ヘパリン類似物質の「肌のターンオーバーを正常化していく」という方法は、角質層がボロボロになっているひどい乾燥肌を改善することができます。
ヘパリン類似物質はあくまで乾燥肌の治療のための成分で、化粧品に配合されている美容成分や保湿成分とは皮膚への作用のしかたや効果が全く違う、ということが分かってもらえたでしょうか?
へパリン類似物質を手に入れる方法
「乾燥肌を根本から治す」ヘパリン類似物質。
「乾燥肌に効く!」という口コミからも、是非使ってみたいですよね?
ヘパリン類似物質は皮膚科で処方されるとのことですが、皮膚科に行かなくても、ヘパリン類似物質を手に入れることは可能です。
ヘパリン類似物質を手に入れる方法を解説します。
1.皮膚科で処方してもらう
ヘパリン類似物質は、皮膚科ではアトピー、しもやけ、打ち身、捻挫、ケロイドの治療・予防、傷の回復促進、血栓性静脈炎、関節炎などの治療に幅広く使われています。
皮膚科で処方されるヘパリン類似物質の入ったお薬は「ヒルドイド」やヒルドイドのジェネリック医薬品(後発薬)の「ビーソフテン」などが有名です。
「ヒルドイド」、「ビーソフテン」ともに、クリームやローション、ゲル、スプレーなどの形がありますが、配合されているヘパリン類似物質成分の濃度は同じです。
皮膚科でヒルドイドを処方してもらう場合は、医師の診察と処方箋が必要です。
医師の診断で「治療が必要だと診断された乾燥肌」や、「皮脂欠乏症などの疾患がある場合」にヒルドイドが処方されることになります。
皮膚科を受診して、美容目的で「乾燥肌なのでヒルドイドが欲しい!」とリクエストしても、ヒルドイドを処方してもらうことは難しいでしょう。
ひどい乾燥肌の場合は、乾燥肌の原因に病気が隠れている場合もあるので、一度皮膚科を受診することをおすすめします。
2.ドラッグストアでヘパリン類似物質入りの薬を購入する
最近ではヘパリン類似物質入りの市販薬が多数発売されています。
ヘパリン類似物質の入ったお薬は、「第2類医薬品」といってドラッグストアやインターネットの通信販売で購入することが可能です。
ドラッグストアで販売されているヘパリン類似物質入りのお薬で、「第2類医薬品」と表示のあるものは、皮膚科で処方されているヒルドイドやビーソフテンとヘパリン類似物質の濃度(0.3%)が同じです。
ドラッグストアで販売されているヘパリン類似物質の薬の形状は、クリーム、ローション、ジェル(ゲル)があります。
それぞれの特徴は
- クリームタイプ…油分が入っているので伸びがよく、肌に密着する。
- ローションタイプ…サラッとしたつけ心地で、広範囲につけやすい。洋服の下などベタつきが気になる部分に適している。
- ジェル(ゲル)タイプ…油分が入っていないので、クリームよりサラッとしたつけ心地。肌への密着度が高い。
となっています。
ヘパリン類似物質を使用する部位によって
- 顔の一部など局所に付ける場合→クリーム
- 洋服の下などベタつきが気になる部分に塗る場合→ローションやジェル(ゲル)
- 頭部など体毛のある部分に塗る場合→ローション
という風に、お薬を使いたい場所や、好みの使用感に合わせてお薬の形状を選んでくださいね。
ヘパリン類似物質を使う時の注意点や副作用
ヘパリン類似物質の入った薬の使い方
クリームタイプやゲルタイプは、1日1~数回を患部に直接塗布するかガーゼなどに伸ばして貼付し、ローションタイプは1日数回を患部に塗布します。
使用回数は皮膚科で処方された場合は医師の指示に従うようにしましょう。
ヘパリン類似物質は全身の皮膚に使用できますが、血行を促進する作用があるため、かさぶたや出血のある傷口、潰瘍に使用すると、出血がひどくなる恐れがあります。
また、粘膜にヘパリン類似物質を塗ると、しみたり刺激を感じることがあるため、粘膜には使用しないでください。
ヘパリン類似物質の副作用
ヘパリン類似物質は化粧品成分ではなく皮膚疾患の治療用成分で、効果が高い反面、副作用がおこることもあります。
皮膚科で処方されるヘパリン類似物質配合の薬「ヒルドイド」の添付文書に書いてある副作用は以下のとおりです。
■ヒルドイドクリーム→皮膚炎(0.36%)、そう痒(0.32%)、発赤(0.2%)発疹(0.16)、潮紅(0.12%)
■ヒルドイドソフト軟膏→副作用なし
■ヒルドイドローション→副作用なし
副作用の頻度を見る限り、ヘパリン類似物質は安全なお薬で、副作用の心配はそれほどありません。
ただし、ヘパリン類似物質を使用した際に、過敏症(皮膚炎、そう痒、発赤、発疹、潮紅など)や紫斑が起きた場合は、薬に含まれている成分(ヘパリン類似物質だけでなく添加物も含む)へのアレルギーの可能性があるので、薬の使用を中止して医師に相談するようにしましょう。
ヘパリン類似物質を使ってはいけない人
ヘパリン類似物質には血液を固まりにくくする作用があるので、
1.出血性血液疾患(血友病、血小板減少症、紫斑病など)の患者さん
2.僅かな出血でも重大な結果をきたすことが予想される患者さん
には使用することができません。
ヘパリン類似物質の使用に関するQ&A
Q.ヘパリン類似物質を配合したお薬にはステロイドは入っているの?
A.皮膚科で処方されるヒルドイドやドラッグストアで買えるヘパリン類似物質入りの薬の成分を見る限りでは、ステロイド(※)配合のものはありません(1現在)。
ステロイドが気になる人は、購入前に薬剤師さんに相談してから、商品を選ぶようにすると安心ですね。
ステロイドとは抗炎症作用のあるお薬で、皮膚科では「肌荒れ」や「湿疹」など、皮膚の炎症を抑えるために処方されます。ステロイドは抗炎症効果が高い反面、長期使用による副作用(皮膚の免疫力低下、皮膚の萎縮、皮脂の増加、多毛など)があるので、医師の診断、指導のもと使用することが望ましいと言われています。
Q.ヘパリン類似物質は妊娠中や授乳中でも使えますか?
A.ヘパリン類似物質は、妊娠中の使用への安全性が確立していないので、妊娠中は使用しないようにしましょう。
Q.ヘパリン類似物質は顔に塗っても大丈夫?
A.ヘパリン類似物質は目や粘膜を除けば、顔の皮膚に塗ることも可能です。
顔の皮膚(特に目の周り)は他の部位より角質層が薄いので、ヘパリン類似物質の血行促進作用によって赤みやかゆみが出る場合があります。初めて顔に使う場合は少量から始め、様子を見ながら使用するようにしましょう。
Q.ヘパリン類似物質は長期間使用してもいいの?
A.ヘパリン類似物質は肌の乾燥を治療するための成分です。
「第2類医薬品」としてドラッグストアで売られているものは、処方薬と同じ濃度のヘパリン類似物質が入っているので、「乾燥肌の治療」として使い、症状が改善したら通常のスキンケアに戻すようにしましょう。
ヘパリン類似物質配合の医薬部外品(薬用)の製品は、特に使用期間の制限はありませんが、長期間の使用は、ヘパリン類似物質の血行促進作用による副作用の紫斑や発赤、発疹などが起こる可能性があるので、肌の調子を見ながら使用することが大切です。
ドラッグストアで買えるヘパリン類似物質配合の薬
最近では、ドラッグストアで買える、ヘパリン類似物質配合のお薬が増えてきていますね。
- 皮膚科で処方されているものと同じ有効成分がヘパリン類似物質だけのもの
- 商品の特徴を出すためにヘパリン類似物質に保湿成分や美容成分を加えたもの
- 医薬品よりヘパリン類似物質の濃度の低い、薬用(医薬部外品)のもの
があります。
病院で処方されるヒルドイドと同じものが欲しい場合は有効成分が「ヘパリン類似物質」だけのもの、乾燥以外にも肌荒れや小じわ、たるみなど美容目的がある場合は美容成分配合のもの、ヒルドイドと同じヘパリン類似物質の濃度(0.3%)の薬を使用して刺激を感じた場合は、濃度の低い医薬部外品のもの、という風に目的に合わせて選ぶと良いでしょう。
肌なじみの良いクリームタイプ
【第2類医薬品】ピアソンHPクリーム(日医工株式会社) 50g 1,420円(税込み)
有効成分:ヘパリン類似物質 0.3g(100g中)
添加物:セタノール、白色ワセリン、流動パラフィン、ミリスチン酸イソプロピル、モノステアリン酸ポリエチレングリコール、パラオキシ安息香酸ブチル、パラオキシ安息香酸メチル、プロピレングリコール、D- ソルビトール液
ピアソンクリームの効果・効能:
小児の乾燥性皮膚、乾皮症、手指のあれ、しもやけ(ただれを除く)、ひじ・ひざ・かかと・くるぶしの角化症、手足のひび・あかぎれ、傷・火傷のあとの皮膚のしこり・つっぱり(顔面を除く)、打ち身・捻挫後のはれ・筋肉痛・関節痛
【ピアソンクリームの特徴】
- へパリン類似物質の濃度は皮膚科で処方される薬と同じ3%。
- クリームタイプは油分を含むのでベタつくことがあり、広範囲の患部より、局所の患部に使用するのに適している。
- 目や粘膜以外の顔や全身に使用できる。
ピアソンクリームは皮膚科で処方されるヒルドイドのジェネリック医薬品(後発医薬品)のビーソフテンと同じメーカーが製造しています。
ピアソンクリームとビーソフテンクリームは、ヘパリン類似物質の濃度が同じで、添加物もほぼ同じです。
「皮膚科でもらうヒルドイドやビーソフテンと同じものが欲しい」という人にぴったりですね。
- 多少ベタつきはあるが、ひどい乾燥肌が改善した。
- 病院でもらったビーソフテンが切れたので、ドラッグストアで購入した。
- 刺激もなく使いやすい。
ベタつきがなく、広範囲に使いやすいローションタイプ
【第2類医薬品】HPローション(グラクソ・スミスクライン・コンシューマー・ヘルスケア・ジャパン株式会社) 50ml 1,780円
有効成分:ヘパリン類似物質 0.3%
添加物:カルボキシビニルポリマー、ヒプロメロース、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコール、1,3-ブチレングリコール、グリセリン、トリエタノールアミン、パラベン
HPローションの効果・効能:手指の荒れ、ひじ・ひざ・かかと・くるぶしの角化症、手足のひび・あかぎれ、乾皮症、小児の乾燥性皮ふ、しもやけ(ただれを除く)、きず・やけどのあとの皮ふのしこり・つっぱり(顔面を除く)、打身・ねんざ後のはれ・筋肉痛・関節痛
【HPローションの特徴】
- ヘパリン類似物質の濃度は皮膚科で処方されている薬と同じ3%。
- 無香料・無着色、アルコール不使用。
- サラッとしたローションタイプで、広範囲の患部や、髪の毛や体毛のある部分にも塗りやすい。
- 目や粘膜以外の顔や全身に使用できる。
HPローションに配合されているヘパリン類似物質は皮膚科で処方されるヒルドイドローションやビーソフテンローションと同じ0.3%です。
HPローションは油分を含まないので、洋服に触れる場所や、汗やベタつきが気になる時期に使いやすいローションです。
- 刺激がなく使いやすい。
- 保湿力が高く、肌荒れに効果があった。
- 風呂上がりに使用したら、冬の乾燥によるかゆみが改善した。
「顔用」のヘパリン類似物質配合ローション&乳液
【第2類医薬品】Saiki さいき (小林製薬) 保湿治療ローション 30g 1,026円(税込み)
【第2類医薬品】Saiki さいき (小林製薬) 保湿乳液 25g 798円(税込み)
〈ローション・乳液共〉ヘパリン類似物質 0.3g(100g中)、グリチルリチン酸二カリウム、アラントイン
添加物:
〈ローション〉グリセリン、ジプロピレングリコール、1,3-ブチレングリコール、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、オリブ油、スクワラン、dl-ピロリドンカルボン酸Na、安息香酸、水添大豆リン脂質、キサンタンガム、コレステロール、L-アスパラギン酸、グリシン、DL-アラニン、エデト酸Na、パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸、ベヘン酸、pH調節剤、その他1成分
〈乳液〉1,3-ブチレングリコール、ジプロピレングリコール、ポリオキシエチレンセチルエーテル、ステアリン酸ソルビタン、ステアリルアルコール、カルボキシビニルポリマー、キサンタンガム、トリイソオクタン酸グリセリン、流動パラフィン、パルミチン酸セチル、大豆油、コレステロール、安息香酸、エデト酸Na、pH調節剤
Saikiさいきの効果・効能:
乾皮症、小児の乾燥性皮ふ、手指の荒れ、手足のひび・あかぎれ、ひじ・ひざ・かかと・くるぶしの角化症、しもやけ(ただれを除く)、打身・ねんざ後のはれ・筋肉痛・関節痛、きず・やけどのあとの皮ふのしこり・つっぱり(顔面を除く)
【Saiki さいきの特徴】
- ヘパリン類似物質の濃度は皮膚科で処方されている薬と同じ3%。
- 顔に使うことを考えた成分処方。
- 肌荒れ改善成分のアラントイン、グリチルリチン酸二カリウム配合。
- 無香料、無着色、弱酸性、パラベンフリー、アルコールフリーで敏感肌でも使用できる。
Saikiさいきは主に顔への使用を考えた(顔以外にも使用可能です)ヘパリン類似物質配合のローションと乳液です。
普段使っている化粧水と乳液を、Saikiさいきのローションと乳液に置き換えることで、いつものスキンケアと同じ手間で乾燥肌を改善することができるのが便利ですね。
Saikiさいきにはヘパリン類似物質以外にも、皮膚の修復を促進する作用や抗刺激作用のあるアラントイン、肌の炎症を抑えるグリチルリチン酸二カリウムが配合されていて、乾燥肌による肌荒れが改善していきます。
- ひどい乾燥肌が改善してきた。
- 他のヘパリン類似物質は肌にしみたのに、Saikiさいきはしみなかった。
- 肌のキメが整ってふっくらとしてきた。
ヘパリン類似物質配合の薬用ローション
【医薬部外品】ヘパソフト (ロート製薬) 100g 1,318円(税込み)
有効成分:ヘパリン類似物質、グリチルリチン酸ジカリウム、アラントイン
添加物:白色ワセリン、濃グリセリン、トリ(カプリル・カプリン酸)グリセリル、スクワラン、セリン、水添大豆リン脂質、フィトステロール、キサンタンガム、セタノール、無水クエン酸、クエン酸Na、パラベン
【ヘパソフトの特徴】
- 医薬部外品のため、ヘパリン類似物質の濃度は皮膚科で処方される薬よりも低め(濃度は非公開)。
- 肌荒れ改善成分のアラントインとグリチルリチン酸ジカリウム配合。
- 価格が100gで1,318円と、第2類医薬品のヘパリン類似物質のお薬と比べて低価格なので、継続して使いやすい。
ヘパソフトは「顔の乾燥改善」を目的としたローションです。
医薬部外品の指定なので、第2類医薬品の薬よりはヘパリン類似物質の濃度は低くなりますが、その分肌への刺激が少ないので肌の敏感な人におすすめです。
ヘパソフトには、ヘパリン類似物質以外に、皮膚の修復を促進する作用や抗刺激作用のあるアラントイン、肌の炎症を抑えるグリチルリチン酸二カリウムが配合されていて、乾燥肌による肌荒れを改善します。
ヘパソフトは
- 洗顔後に化粧水+美容液+乳液の機能を兼ねたオールインワン化粧品として使用する。
- 手持ちの乳液の代わりに使用する。
- 手持ちの乳液を塗る前に、乾燥が気になる部分のみ使用する。
といった使い方が可能です。
普段使っているスキンケア製品と組み合わせて色々な使い方が出来るので、自分に合った使用方法を見つけてくださいね。
- 真っ白なローションで、肌に伸ばすとなじんでしっとり潤う。
- 化粧水の後にヘパソフトを使用していると、乾燥や肌荒れがなくなった。
- 肌が整って、メイクのノリがよくなった。
なかなか改善しない乾燥肌に「ヘパリン類似物質」
乾燥肌が長く続いていたり、だんだんと乾燥がひどくなっているときは、化粧品によるスキンケアだけでは乾燥肌が改善しないほど、角質層が傷ついているのかもしれません。
そんな時に効果を発揮するのが「ヘパリン類似物質」です。
ヘパリン類似物質は使用上の注意を守って使えば、安全性が高く効果も実感しやすい成分です。
ひどい乾燥肌に悩んでいる人は、一度「ヘパリン類似物質」配合のお薬を試してみてはどうでしょうか。
今までのスキンケア以上の効果を感じられるかもしれませんよ。