さまざまな脱毛方法の種類を知ろう
ムダ毛に悩んでいる人は少なくないです。そして、ムダ毛の処理を自分で行っていることが原因で、黒ずみや肌荒れを引き起こしてしまう事も考えられます。ムダ毛の処理を効果的に行いたいと思いませんか?近年では、たくさんの脱毛方法や種類があります。それぞれの特徴をしっかりと頭の中にいれて「自分にあった方法」の脱毛を見つけていきましょう。クリニックやサロンでできる脱毛方法だけではなく、自分で簡単にできる脱毛の種類を大公開します。綺麗にムダ毛の処理をして、ムダ毛の悩みを解消してみてください。
永久脱毛の種類
永久脱毛は、一定期間しっかりと脱毛を行うことで「ムダ毛が生えてこなくなる」と言われている脱毛方法です。「永久脱毛」といってもさまざまな種類のものがあります。それぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。特徴を知って「自分に合っているのか」「自分が求めている効果が得られるのか」を考えることが大切です。
レーザー脱毛
レーザー脱毛は、ダイオードレーザーやアレキサンドライトレーザーなどを使用して脱毛を行う「医療脱毛」です。単一の波長のレーザーを使用するため、光脱毛に比べて強い痛みを感じることが多いと考えられています。しかし、レーザー脱毛は、医療クリニックで行う方法なので相談をすることで、麻酔クリークを使用して痛みを和らげることも出来ます。ダイオードレーザーやアレキサンドライトレーザーは、医療従事者でしか扱うことが出来ません。そのため、脱毛サロンではこの脱毛方法を受けることができないのです。出力が強いレーザーなので、毛周期に合わせて5~6回程度脱毛で永久脱毛が終了することが多いと考えられています。
レーザー脱毛のメリット
- アフターケアを医師に相談することが出来る
- 万が一施術後にトラブルがあってもすぐに対応してもらうことが出来る
- 短い期間で脱毛が完了する
- 痛みを和らげる「麻酔クリーム」の使用が出来る
- 家庭用のレーザー脱毛器でセルフ脱毛を行うことが出来る
続いて、レーザー脱毛のデメリットについてもしっかりおさえておきましょう。
レーザー脱毛のデメリット
- 強い痛みを感じることがある
- 光脱毛に比べて費用が高い
- 毛を生やしたいと思っても一生生えてこなくなる可能性が高い
- 日焼けをしていると施術ができない
- レーザーで皮膚のダメージを与えるため「乾燥肌」になりやすい
ダイオードレーザー
ダイオードレーザーは、比較的最先端の医療用脱毛機器だと言われています。従来使用されていた脱毛器気に比べて脱毛効果が高いのが特徴です。また、皮膚へのダメージについて考えられているので、痛みに弱く肌に優しいレーザーとして多くの人に知られています。レーザーを直接肌に照射することでレーザーが皮膚表面を通過して毛母細胞にダメージを与えます。このレーザーの熱が毛母細胞に届くことで「毛」「毛根」「皮脂腺」が破壊されて毛が抜ける仕組みになっているのです。皮膚表面に出ていない「休止期」の毛にはダメージを与えることができないので、毛周期に合わせて何度か施術を行う必要があります。より高い効果を実感したいと考えている人におすすめの脱毛機器です。
YAGレーザー
YAGレーザーは肌に出来ているシミの状態に合わせてレーザーの出力を調節することが出来る脱毛機器です。メラニンに反応するレーザーであざやシミにダメージを与えるのを予防することが出来ると言われています。しかし、出力が比較的弱いレーザー脱毛機器なので肌には優しいですが効果が弱いという意見も多いです。一般的に使用されているレーザー脱毛は、「アレキサンドライト」という宝石にもなっている結晶をレーザーにしているものですが、YAGレーザーは、人工的に作った結晶をレーザーに使用しています。脱毛以外にも「シミ抜き」など美肌を作る目的で使用されることもあるようです。
アレキサンドライトレーザー
多くのレーザー脱毛、施術を行う際に冷たいジェルを肌に塗布します。アレキサンドライトレーザーは、ジェルを使わずに冷却ガスを使用して行うレーザー脱毛です。ジェルのひんやりとした感覚が苦手だという人におすすめだと考えられています。3つの脱毛機器の中でも痛みが少ない脱毛機器で、一度に広範囲の脱毛を行うことが出来るので施術時間も短いです。一度の照射で20~30本程度の毛にダメージを与えることが出来ると言われています。
そして、アレキサンドライトレーザーはコラーゲンの産生を促す効果があるようです。この効果によって肌にハリを与えたり気になる毛穴を引き締め、よりきめ細かい肌になるという意見もあります。施術時間を短くしたい人や、ジェルの使用に抵抗がある人におすすめです。
ニードル脱毛
近年では「レーザー脱毛」が一般的な医療脱毛の方法だと考えられていますが、レーザー脱毛が一般的になる前はニードル脱毛が一般的な脱毛方法でした。この脱毛方法は、毛穴に張りを差し込んで電流を流す毛母細胞を破壊するものです。針を毛の流れに沿って挿入する必要があるので5mm~1cm程度ムダ毛を伸ばしておく必要があります。針を毛穴に刺したまま電流を流して10秒~20秒程度キープする必要があるので強い痛みを感じることが多いと言われています。また、1本1本の毛に針でダメージを与えていくので脱毛完了までの時間が非常に長いのが特徴です。
ニードル脱毛のメリット
- 確実に永久脱毛を行うことが出来る
- 麻酔クリームや注射麻酔で痛みを緩和させることが出来る
続いて、ニードル脱毛のデメリットについても見ていきましょう。
ニードル脱毛のデメリット
- 1部分だけでも数10万円の費用がかかる
- 非常に強い痛みに耐える必要がある
- 針を刺すので皮膚が炎症しやすい
エステ・サロン脱毛の種類
エステやサロンで行うことが出来る脱毛は「気軽に施術が出来るもの」として多くの人に知られています。実際にエステやサロンではどのような脱毛方法や種類があるのかを考えていきましょう。それぞれの特徴を知った上で、エステやサロンに通うことを検討していくことが大切です。
光脱毛
光脱毛は、IPLなどの脱毛機器の光を照射して毛根にあるメラニンを刺激する仕組みです。「光脱毛」や「フラッシュライト脱毛」と呼ばれることが多く、どちらの呼び方でも行う脱毛方法は同じだと言われています。光脱毛はレーザー脱毛に比べて出力が弱いので、肌へのダメージをある程度軽減させることが出来ることや痛みが少ないことが特徴です。成長期の毛にしか光によるダメージを与えることが出来ません。そのため、毛周期に合わせて2~3ヶ月に1回程度の施術を行う必要がある事を忘れないようにしましょう。また、永久脱毛ではないので毛が生えにくくなることはあるようですが、人によっては時間が経つと元のムダ毛の量に戻ってしまう事もあるようです。
光脱毛のメリット
- 費用が安い
- 痛みが少ない
- 肌へのダメージを軽減させることが出来る
- 一度に広範囲にわたって照射出来るので施術時間が短い
- 毛穴の引き締め効果や美肌効果が得られることもある
次に、光脱毛のデメリットについてもみていきます。
光脱毛のデメリット
- 永久脱毛ではない
- 出力が弱いので効果が実感できるまでに時間がかかる
- 脱毛完了までに2~3年程度の機関が必要
- エステやサロンでの施術は肌トラブルが起きてもすぐに対応してもらうことができない
SSC方式
SSC方法は、スムース・スキン・コントロールと呼ばれる光脱毛の方法です。光に反応するジェルを肌に浸透させてから使用することでジェルと光脱毛の照射による相互効果を得ることが出来ると言われてます。レーザー脱毛に比べて痛みが少なく、事前に皮膚にジェルを塗布するので肌へのダメージも少ないのが特徴です。比較的痛みの強いVIO部分や、皮膚が弱い顔にも使用することが出来ます。顔やVIOなどのデリケートな部分の脱毛を考えている人におすすめです。
IPL方式
IPL方法は、インテンス・パルス・ライトと呼ばれる光エネルギーを使用している脱毛方法です。メラニン色素に反応する光を使用することで、毛根にダメージを与えて毛を抜けやすくすることが出来ると言われています。出力はレーザー脱毛よりも低いので火傷などの肌トラブルが起こりにくいのが特徴です。毛の組織を破壊する方法なので、光脱毛の中でも効果が高いと考えられています。軽い痛みでしっかりと脱毛効果を得たいと考えている人におすすめです。
SHR方式
脱毛を行う際に「痛みが心配」だと考えている人は少なくありません。SHR方法は、光脱毛の中でも痛みが少ないと考えられています。ジェルの上から広範囲にわたって弱めの光エネルギーを当てます。この光エネルギーを毛包に集中させることで、脱毛効果を得ることが出来ると考えられています。SSC方式やIPL方式は、ゴムで弾かれたような痛みを感じることが多いですが、この方法は個人差にもよりますが温かさを感じる程度です。痛みを感じることなく脱毛を行いたいと考えている人におすすめです。
ハイパースキン脱毛
多くの脱毛は「今生えている毛にダメージを与える」事でムダ毛が生えにくい状態にします。しかし、ハイパースキン脱毛は「生えている毛にはダメージを与えず、これから生えてくる毛の種にダメージを与える」方法で脱毛を行うものです。毛の種になる部分にだけダメージを与えるので、低温の光エネルギーを使用します。36℃~38℃程度の温度なので施術による火傷の可能性が低いものとして注目を集めている方法のようです。毛の種のメラニンに反応する仕組みなので、身体の中にあるメラニンを分解して「色素沈着」や「シミ」「赤み」などの肌トラブルの解消効果を得ることも出来ると考えられています。また、肌へのダメージが非常に少ないので、アトピー性皮膚炎で悩んでいる人も施術が出来る可能性が高いのが特徴です。
ハイパースキン脱毛のメリット
- 光脱毛に比べて短い期間で脱毛が完了する
- 月に1回程度の頻度で施術が出来る
- 産毛にもしっかり光エネルギーを届けることが出来る
- 痛みや肌トラブルが少ない
次に、ハイパースキン脱毛のデメリットについておさえておきましょう。
ハイパースキン脱毛のデメリット
- 光脱毛に比べて費用が高い
- 生えている毛には作用しないので効果が目に見えにくい
それぞれの脱毛方法を比較してみよう
| 脱毛の方法 | 施術が出来る機関 | 脱毛の種類 | 完了までの期間 | 脱毛効果 | 費用 | 痛み |
|---|---|---|---|---|---|---|
| レーザー脱毛 | 脱毛クリニック | 永久脱毛 | 1年~1年半程度 | 高い | 全身脱毛で40万円程度 | 強い |
| ニードル脱毛 | 脱毛クリニック | 永久脱毛 | 1年程度 | 高い | 1部分だけで数10万円かかることもある | 非常に強い |
| 光脱毛 | エステやサロン | 不再生脱毛 | 2年~3年程度 | それほど高くない | 10万円程度 | それほど痛みを感じない |
| ハイパースキン脱毛 | エステやサロン | 不再生脱毛 | 1年程度 | 高い | 全身脱毛で30万円程度 | ほとんど感じない |
自宅でのセルフ脱毛の種類
カミソリ・シェーバーでの剃毛
カミソリやシェーバーでの剃毛は、ムダ毛が気になった時に直ぐに処理が出来るのが特徴で、セルフ脱毛の中でも比較的多くの人が行っている方法だと考えられています。また、カミソリやシェーバーを用意するだけで出来るので経済的な方法でもあります。カミソリやシェーバーは刃物を使用して毛を剃る方法なので正しい方法で行わないと色素沈着や肌荒れの原因になる可能性が高いと言われています。正しい方法を参考にして、肌への負担を軽減させましょう。
カミソリやシェーバーを使用した正しいセルフ脱毛
- 肌を清潔にした後にローションやクリームを塗ります
- 毛の流れに沿って優しく剃毛をしてください
- 肌に当てる時には肌に対して真っ直ぐになるように意識することが大切です
- 剃毛を行った後は化粧水や乳液、クリームなどを使用してしっかりアフターケアを行います
脱毛クリーム
脱毛クリームは、クリームやジェルの力を使用して肌へのダメージを軽減させながら脱毛を行うものです。クリームやジェルの中に含まれいる薬剤が、皮膚の表面に出ている毛を溶かすので脱毛後の肌はツルッとした印象になることが多いと言われています。クリームやジェルを塗って一定期間放置した後にシャワーなどで流すだけなので「大切な日の前日」や「急にムダ毛の処理をする必要が出てきた」時に気軽に使用することが出来ます。従来の脱毛クリームの中には「匂いがきついもの」「肌への刺激が強いもの」がありましたが、近年では肌に優しい成分の脱毛クリームが多いので子供でも使用することが出来ると考えられています。
脱毛クリームを使用した正しいセルフ脱毛方法
- 薬剤は含まれているので事前にパッチテストをします
- お風呂などで肌を温めて毛穴を開いておきます
- 脱毛を行う部分の水分をしっかり取り除きます
- 脱毛クリームを付属のヘラやスポンジで均等に塗布します
- ラップなどを巻いて10分程度放置しましょう
- 付属のヘラやスポンジでクリームを優しく取り除きます
- シャワーでしっかりとクリームを取り除きます
- 化粧水や乳液、クリームでアフターケアをしておしまいです
ブラジリアンワックス
ブラジリアンワックスは、欧米で気軽に行うことが出来る脱毛として注目を集めています。アンダーヘア専用の脱毛方法として知られていますが、アンダーヘアだけではなく気になる部分のセルフ脱毛として活用することが出来ます。カミソリやシェーバーを使用すると、カミソリ負けなどの肌トラブルの原因になってしまう事があります。ブラジリアンワックスは、そのような心配をする必要がなく毛根から処理することが出来るので、毛の再生までの期間が他の脱毛方法に比べて長いのが特徴です。個人差はありますが、1週間から10日程度は毛が生えていない状態を維持することが出来ると言われています。また、脱毛と一緒に肌に溜まっている古い角質を取り除くことが出来るのでより綺麗な肌に仕上げることが出来るようです。専用のワックスを使用して、毛を一気に抜く方法なので強い痛みを感じることがあります。
ブラジリアンワックスを使用したセルフ脱毛方法
- 皮膚いついている水分をしっかりと拭き取ってベビーパウダーを軽く塗ります
- 少し固めのワックスを専用のヘラでとって脱毛したい部分に塗ります(水アメ程度の固さ)
- ストリップシートをのせます
- 皮膚と平行方向に思いっ切りワックスを剥がします
- この時に皮膚をしっかり押さえるといいでしょう
- 化粧水や乳液、クリームでアフターケアをして脱毛した部分を軽くマッサージしておしまいです
家庭用脱毛器
クリニックやサロンで使用されているレーザー機器や光脱毛機器に比べて出力の弱い家庭用脱毛器を使用してセルフ脱毛を行うことも出来ます。家庭用セルフ脱毛にはさまざまな種類のものがありますが、メラニン色素に反応して毛母細胞にダメージを与える方法です。サロンなどで受ける施術を自宅で簡単に行うことが出来るとして多くの人から注目を集めています。機器によって使用頻度の差はありますが、決められた頻度で使用することが大切です。「自宅でできるから」という理由で使用頻度を増やしても、肌に大きなダメージを与えるだけだと言われています。
どの脱方法がおすすめなの?
脱毛方法はたくさんのものがあります。いくつかの脱毛方法の特徴を見ても「どれがいいのか分からない」などの悩みを抱えてしまう事もあるかと思います。そんな人は、どの脱毛方法が、どんな人に向いているのかを参考にしてみましょう。脱毛は、肌にダメージを与えるものなので自分に合った方法を見つけることが大切だと言われています。
| 脱毛方法 | どんな人に向いているのか |
|---|---|
| レーザー脱毛 | 痛みに強い人 永久脱毛を短い期間で完了させたいと考えている人 毛量が多く光脱毛では時間がかかってしまう人 |
| ニードル脱毛 | 痛みに強い人 確実に永久脱毛の効果を得たいと考えている人 肌が強い人 |
| 光脱毛 | 気軽に脱毛を行いたいと考えている人 自宅でのセルフケアを楽にしたい人 長期的に脱毛サロンに通うことが出来る人 |
| ハイパースキン脱毛 | 肌が弱い人 脱毛と一緒に美肌効果を得たいと考えている人 痛みを感じたくない人 |
| カミソリやシェーバーでのセルフ脱毛 | 気軽に脱毛を行いたい人 経済的な脱毛を考えている人 |
| 脱毛クリーム | 簡単に綺麗な脱毛をしたいと考えている人 肌へのダメージを軽減させたいと考えている人 |
| ブラジリアンワックス | 肌の角質ケアを行いながら綺麗に脱毛したい人 1回の脱毛効果の期間を長くしたい人 痛みに強い人 |
| 家庭用脱毛器 | 自宅でサロンで行うような脱毛効果を得たいと考えている人 サロンに通いたいけど時間がないという人 |
自分に合った方法を見つけてみよう
脱毛方法によって、得られる効果や肌への負担は異なります。一般的にどんな脱毛が行われているのかを頭の中に入れたうえで「自分に合っている方法」を見つけることが大切です。自分に合った方法で、ストレスを感じることなく気になるムダ毛を処理できるといいかと思います。また、サロンやクリニックを選ぶときには「お店の雰囲気」「求めている施術方法があるのか」「口コミ」をしっかりと調べるようにしたほうが良いでしょう。後悔をしない脱毛が出来るように、基本知識を身につけておく事が大切だと考えられています。