体臭の相性はHLA
体臭の相性を決定するHLAとは何なのか?
魅力がある男女は良い匂いを放つといったのが明らかになりました。
加えて「優良遺伝子」を有する男女でも良い匂いを放つといったのも明らかになりました。
魅力と優良遺伝子というのは重点を置くその部分がたくさんあって、さまざまな実験がこれら2つの仮定を認めております。
だけど、全ての男女が美しいということはございません。
私達みたいな普通の男女は、体臭をどういうふうに色恋に利用しているのかな?
このページでは、私達が、乗り越えられない、”生理的相性”の可能性に関してご紹介いたします。
体臭により発せられた伝達が決定的な意図があり、この匂いの相性が合致しないなら恋人とか配偶者に成り得ない、あるいは、ならない方が良いとなっています。
いくら異性が視覚的に魅惑的でも、これのみは必須といった必要最低限の条件の相性という形で役目を果たしています。
それはMHCといった、体臭という形で認識される抗原体の相性で、「匂いの相性」という立場で私達に意識していない間に認識されているものなのです。
HLAというのは、白血球に存在する蛋白質を作る遺伝子の複合体で、私達が普通によく活用しているABO型の血液型みたいなシロモノと理解していただきたいです。
ですがABO型は赤血球の血液型で、HLAは白血球の血液型でございます。
HLAというのは尿、汗、乳などによって判別できるもので、鋤鼻器官(鼻の奥)によって感じ取るそうです。
ときに、私達日本人の変わった動向として赤血球の血液型で人々の性格を推察して、異性との相性を考察するみたいですが、そのABO型の相性については全くと言って良いくらい証拠が見られません。
例えば、巷では、A型は生真面目で保守的、B型は気紛れで能動的、O型は温厚で包容力があって、AB型はAとBの場合で天才肌みたいに実しやかに思われていますが、こうした普遍化については科学的裏付けが存在しません。
吉川竹二さんが戦前に書いた『血液型と気質』が原因で、日本国内では1920年頃に第一次血液型ブームが生じて、能見正比古さんが『血液型でわかる相性』を発刊したことによって1980年頃より第二次血液型ブームが巻き起こり、今日に結び付いております。
その流れに基づいて、進化生物学とか進化心理学の領域においても西洋の研究者が血液型と性格の関連性に関して焦点を当てて血液型仮説の科学的研究をやってきたのですが、これまでのところ科学的統計による裏付けは得ることができておりません。
ABO型の血液型診断は嘘と考えても構わないのですが、とんでもない結果に社会的現象となって、相当数の日本人がこれを信じ込み、また、そのようにして振る舞い、それに応じて活動したり、相性を断定したり、恋人を選んじゃったり、その上企業の人事に至るまで影響しています。
日本国内を一度出たら信じがたい事態ではありますが、日本人は聴く耳持たずなのです。
その異質な事象は「ピグマリオン効果」とかや「フォアラー効果」(もしくはバーナム効果)が関係しております。
ピグマリオン効果というものは内容に当て嵌まった事実のみを思い出して、その他の体験を忘れ、知らない間にそのことが刷りこまれるといった人間固有のメンタルで、フォアラー効果というのは、どんな人でも当て嵌まるメジャーな内容をまるで自分のみに当て嵌まると誤解するものなのです。
血液型診断が含まれた占いの系統については、その精神的なトラップを利用しております。
日本国内固有の深刻な出来事なのです。
余談ながらチンパンジーの血液型についてはA型とO型がありますけれど、ゴリラだとB型のみしかございません。
ゆくゆく血液型占い信者がチンパンジーとゴリラの生活習慣を絡めて血液型を判別するに違いはありません(チンパンジーは乱交タイプ、ゴリラは一匹の雄と多数の雌からくるハーレムタイプの雌雄関係を持つので有名です。
ですので、チンパンジーの陰茎は見かけに比して大き目に、ゴリラのそこの部分は随分ちっちゃいワケです。
遠からずの間に、B型の男性の陰茎は割りとコンパクトで、女性関係はハーレムタイプと言い出す奴が出現すると予見しております)。
このような内容の赤血球の血液型の性格判断とは異なり、はっきりと科学的裏付けがとれているというのが、「HLA」になります。
HLAというのは、肉体の免疫反応である防衛機能を司っております。
人類は、自己と自己の他とを識別して雑菌とかウイルスというような異物より自己を防衛する免疫性が組み込まれており、自身に害を及ぼす雑菌とかウイルスを撃退すべく抗体があります。
そのHLAだってこの1つで、例えば臓器移植を執り行うとき、HLAが合っていることが重要になります。
それじゃないと免疫関係は移植した臓器を「進入してしまったよそ者」と捉え、壊すはめになってしまうそうです。
HLAの系統についてはABO型みたいな「血液型」があって、A座、B座、C座、及びD座(DP、DQ、DR)の6座が存在します。
父母より1座に関して1種類ずつ継承することになるから、まとめて12パターンの結合となるのです。
詳しく解説いたします。
例えば、A座にA10、A36といった2種類のパターンを父母より継承し、同様にB座だと、B14とB27、C座だとC2とC8、DPだとDP1とDP2、DQがDQ1とDQ4、DRだとDR7とDR52みたいに継承されるため、全部で12種類になるのです。
ですが、各々の座に数十種類を越す異なったパターンが見られるため、この結合は何千万通りにまでなるのです。
恋愛感情とHLAの影響で特に大事な部分というのは、HLAは雑菌とかウイルスに備えるための免疫性情報を受け持っているといった事実なのです。
男女同士でHLAに相違がある程、すなわち多種多様であればあっただけ、産まれてくる子供は、病原体に対しての処理の可能性が高くて、過酷な環境に順応できる見込みを生まれつきものにするということです。
そういうわけで、男女は恋愛関係を定めるなら、HLAが違う異性を狙うから、異性の嗜好(HLAの相性)は体臭の嗜好という形で生じてくるということを意味します。
すなわち、HLAが体臭の形態で先方にメッセージが行われ、この匂いを心地良い匂いと捉えるのか、不快な匂いと捉えるかによって、異性の相性が確定するということを示します。体臭が良い匂いだということは、相互のHLAが相違しているということを表わし、臭いと感知するということはHLAに差が無いということを表しています。
HLAが似ているもの同士は馴染まないだけじゃなく、妊娠しにくい、流産されやすい、産んでも未熟児を生じやすいということです。
すなわち、匂いを介して持って生まれた相性、すなわち運命みたいな「赤い糸」と呼称されるべき男女関係を感じ取っているワケです。
その相関関係を裏付けすべく、スイス人の生物学者ウェデキンド博士たちは、前のTシャツ実験を実行しました。
女子大生に2日間Tシャツを着せて、男子大学生にこの匂いを嗅がせたのです。匂いの好みを「すごく良い」から「すごく嫌い」の10点評定で採点を行わせたのです。
一方、彼女たちの血を採取してHLAを調べ上げておく必要があります。
このようにして匂いの判定とHLAと対比しての関連性を調査したところ、HLAが似通っているとすればする程、採点がきつくなったわけです。
同じ様に男子大学生に2日間Tシャツを着せて、女子大生に評価を行わせたのですが、こうした場合でも同様の結論が得られました。
男女両方ともに、匂いを自身のHLAを基にして嗅ぎ取ることが可能なワケです。
HLAの調査は、もっと続発します。
シカゴ大学のオーバー教授をメインとしたグループは、女性が感じ取る良い匂いの原因と父親の匂いとの関連性に関して調査をしたのです。
50人くらいの女性に被験者といった立場で、6人の男性の着用したTシャツの匂いを嗅いでもらってポイントをつけていただいたのです。
他方で、女性と男性のHLAを解析しておく必要があります。
結論として「女性は父親より継承した遺伝子と同様の型の遺伝子を有する男性を愛する」というのを見つけ出しました。
「父親より継承した6種類の遺伝子は、匂いが良いとされた男性において1.4個合致したのだけど、好きじゃないとされた男性だと0.6個のみしか合致することがなかった」と発表しております。
すなわち女性の方々は、父親より継承したHLAと似た男性の匂いを「心地良い」匂いということで感じたわけであります。