そろそろ玄米が「健康食」か「不健康食」かに決着をつけようと思う

大腸がんの手術から、1年と3ヶ月が過ぎました。完治(再発なしで5年経過が一つの目安)まではほど遠いですが、抗がん剤治療をせずに、我ながらよくここまで来たなと思います。

「自分なりに取り組んでいることが実を結んでいる」と私自身は信じていますが、私がこれまで綴ってきた闘病記を振り返ってみると、その「自分なりに取り組んでいること」について、あまりブログで言及していないことに気づきました。

以前から「ガン治療の秘訣は、食事を中心とした生活習慣全般の改善である」と主張しておきながら、食事についてあまり言及していないのは変な気がしますし、(笑)「そのことを記事にしないで闘病記をやる意味があるのか?」という想いが少しずつでてきている今日この頃です。

ということで、今回は玄米について取り上げてみたいと思います。

玄米についての誤解

何故玄米について取り上げたかと言いますと、あまりにも誤解が多いからです。そしてその誤解の為に、体調を崩す方々や命を落とす方々が、少なからずいらっしゃいます。

「玄米がガンに効く」という話は、ガンを患った方なら誰でも一度は耳にしていると思います。「玄米は【完全食】と言われるほど栄養豊富で、強くて若々しい体を作るには最高の食べ物である。」と、玄米ベタ褒めな意見もあります。

そして、玄米について少し勉強した方なら、「玄米食を続けていると、栄養欠乏になって衰弱していくだろう」という結論に辿り着くでしょう。

この一見両極端に見える2つの意見は、同じことを違う方向から捉えているだけで、実は言ってることはほとんど同じです。ですから、両者の意見は正しいと言えば正しいし、間違っていると言えば間違っている・・・。つまりどちらの意見にも一理あるので、「正」か「邪」か判定しにくい、だから「誤解」が多くなるのですね。

結論から言いますと、玄米はガンに効きます。
ガンの「予防」だけではなく、「治療」「再発予防」にも効果的です。

ただ、私がネットを見渡してみると、玄米に対する認識が間違っているが故に誤った玄米食を実行してしまい、思うような結果を残せないばかりか、かえって事態を悪化させてしまっている状況に陥っている仲間たちが散見されます。

それは、栄養学や分子栄養学・生物学の知識・知見を何も知らないにも関わらず、ガン患者さん、もしくはその家族に対して食事療法を指導する団体が存在しているからです。

教祖様の言うとおりに実行しても、残念ながらガンは良くなりません。むしろ死期を早めるでしょう。

極端で過激な食事を続けた為に、死期を早めたと思われるがん患者さんは、実際に大勢いらっしゃると思います。少しネットで検索してみれば、「家族の悲痛な叫び」に出会うことが出来るでしょう。

私は、家族の「悲しみ」と「怒り」と「恨み」が入り混じった文章を読むたびに胸が苦しくなりますが、少し残念に思うのが、「勘違いをしている」ことです。つまり、

  • 玄米の本質を知らずに玄米食をやってしまったこと、
  • その他に取り組んでいたことが、間違っていたこと、

この2つの可能性が非常に高いのに、「玄米食は危険である」と勘違いして結論付けてしまったこと。そして、そのような誤った言説を世間に広めることに貢献していることが、残念でなりません。

私は、(私と同じく)今まさにガンと闘っている方々、未来のがん患者の為に、「玄米に対する誤解」を説いておく必要があると感じました。

正しい玄米食を行えば、ガン治療や再発予防に役立てることが出来ます。
そして、ガンを克服した事例や玄米に対する良い評判が世間に広まることで、未来のがん患者は正しい知識に触れる機会が多くなるでしょう。それが「ガンを未然に防ぐ」ことにもつながっていくかもしれない・・・。

そのような淡い期待もあって、ほとんどの方がおそらく知らないであろう「玄米の真実」について述べておこうと思い立った次第です。

玄米に関しては1年前くらいからずっと書きたかったことなんですが、その時は「知識(理論)」としては知ってるけども、「実践と経験を積み重ねて確信を得たもの」とはなっていませんでしたので、定期検査で「確かな結果」が出てから書こうと思っていました。

単なる闘病記(日記)なんで、そこまで肩肘張る必要はないのですが、やはり内容が内容なので、「出来るだけ正しい情報を提供することにこだわりたい」という想いがあります。

その意味で、今回書く内容は1年前にも書けた内容ですが、1年以上にもわたる実体験を経てきて、定期検査でも「確かな結果」がでていますので、「より真実に近い内容」になっていると思います。

全てのガン患者にとって、そして健康の為に「玄米を食べようかなぁ~」と思っている方々にとって必ず参考になると思います。

相当長い文章になると思うので3~4記事くらいに分けて、【玄米シリーズ】にしようかなと思っています。主に、このような内容を書いていく予定です。

  • (1)玄米(発芽玄米)の栄養価について、効果・効能のほどは?
  • (2)玄米食を続けることで、デメリットはないのか?
  • (3)【まとめ】ズバリ!玄米はガンの治療や再発予防に効果的?
  • (4)実際に玄米を食生活に取り入れ、病気を克服した人の成功と失敗例&体験談やおいしい食事レシピなど
  • (5)どの玄米がおすすめ?私も食べている発芽玄米の紹介と、ガン腫瘍抑制効果が上がるマル秘調理法

で、主にこの記事で話すのは(1)です。具体的には下記のようなことを解説する予定です。

ざっと眺めれば、なんかふざけた項目がありますが、まぁそれはネタ的なものなので、あまり気にする必要はありません。(笑)

また、「健康か不健康か、決着をつけよう」と言っておきながら、項目を見ると明らかに良い話に偏っています。これは、今回は玄米の良いところだけを取り上げているだけです。次回は悪いところだけを取り上げる予定ですので、興味があればお読みいただければと・・・。

また、玄米について理解を深めていただこうという意味を込めて、シリーズを通して内容が重なることもあるかと思いますが、あまり気にせず読んでいただけたらと・・・。

では、やっと今回の内容に入りたいと思います。

コメント

  1. 匿名 より:

    >因みに、サプリメントで食物繊維を摂ると、逆にお腹に悪いようです。

    これ、サプリメントだからとかそういう問題じゃなくて、”不溶性”食物繊維だったからじゃないんですかね?

    • 新里(管理人) より:

      匿名様、コメントありがとうございます。

      これ、サプリメントだからとかそういう問題じゃなくて、”不溶性”食物繊維だったからじゃないんですかね?

      仰るとおりだと思います。

      あと、「食物繊維の種類にもよる」ようですね。
      繊維の構造が荒いものだと、刺激が強過ぎて腸内をお掃除どころか、傷つけてしまうんじゃないかと考えています。それはサプリメントだけではなく、自然の食品にも言えることのようです。

      というのが、私の意見です。

      また、サプリで不溶性食物繊維を摂ると過剰摂取しがちなので、それが問題を起こしやすいのだと思います。

      水溶性食物繊維のサプリなら、おそらく問題は起こらないはずです。

      昔、私はふすまパンを食べて次の日に腹痛に見舞われたことがあるのですが、おそらくふすまの不溶性食物繊維により、腸粘膜が傷つけられたからではないかと考えています。

      ふすまの不溶性食物繊維の量は、玄米の5倍ですし、手術した私にとっては負荷が大きかったのだろうと思います。

      参考になれば、幸いです。

      新里