カリフラワーの効能・効果や栄養とダイエットで成功するやり方!
“ブロッコリーが白くなったやつ”
カリフラワーには、このようなイメージを持っている方も多いのではないでしょうか。
ブロッコリーのように、メジャーな野菜とは言えないカリフラワーですが、実は健康や美容に敏感なニューヨーカーの間では、カリフラワーに含まれる栄養素に注目が集まり、新たなダイエットフードとして人気が高まっています。
そこで今回は、カリフラワーダイエットについて調べてみました。
カリフラワーダイエットの効果ややり方、痩せるレシピなどをご紹介したいと思います。
カリフラワーダイエットとは?カロリーは?
カリフラワーダイエットとは、カリフラワーを食べるダイエット方法です。
カリフラワーはスーパーでも販売されていますし、スープやサラダなどに入っているものを食べたことがあるという方は多いと思いますが、ダイエットフードだと意識して食べている方はあまりいないのではないでしょうか。
それに、どちらかというと色が違うだけで見た目がそっくりなブロッコリーの方が知名度が高いことから、並んでいたらブロッコリーを手に取ってしまうという方が多いのではないかと思います。
しかし、カリフラワーはNYで人気のダイエットフードとなっていて、取り扱っているレストランも増えているとか。
しかもカリフラワーは、100gでたったの27㎉と低カロリーの食材。
「ニューヨーカーに人気」で「低カロリー」と聞いたら、ダイエット通の方なら、もうスーパーで見掛けてもスルーはできませんよね。
カリフラワーの栄養
カリフラワーやブロッコリーなどが属するアブラナ科は、健康や美容によい成分が多く含まれている野菜が多い種類と言われています。
ちなみに、同じアブラナ科のキャベツの突然変異でできたのがブロッコリーで、そのブロッコリーを品種改良したのがカリフラワーになり、ブロッコリーとカリフラワーに含まれる栄養の種類には、そう大差がないそうです。
それにも関わらず、ブロッコリーとくらべて人気のないカリフラワー・・。
少しかわいそうな気もしますよね。
では、そんなカリフラワーには、一体どのような栄養素が含まれているのでしょうか。
- ビタミンB1
- ビタミンB2
- ビタミンB6
- ビタミンC
- 食物繊維
- カリウム
- カルシウム
- 鉄分
- アリルイソチアシアネート
- メチルアリルトリスルフィド
- 葉酸
- ビタミンK
カリフラワーの効能・効果
豊富な栄養素を持つカリフラワー。
中でもビタミンCは、含有量こそブロッコリーの方が多いものの、カリフラワーに含まれるビタミンCは加熱に強いことから、煮たり蒸したりしても成分を失うことがありません。
では、カリフラワーを摂取することで、どのような効能や効果が期待できるのでしょうか。
美肌効果
カリフラワーには美肌を作るビタミンCと、強い抗酸化作用を持つアリルイソチアシアネートやメチルアリルトリスルフィドといった特有の成分が含まれており、肌の調子を整える働きがあると言われています。
免疫力を高める
ビタミンCには粘膜を保護する働きがあることから、風邪などの感染症から体を守り、免疫力を高める効果があると言われています。
代謝の促進
ビタミンB1は糖質、ビタミンB2は脂質、ビタミンB6はたんぱく質というように、食べ物で摂取した成分の代謝を活発にすることで脂肪のつきにくい体を作ることができます。
便秘解消
カリフラワーに含まれる食物繊維は、腸内環境を整えお通じを改善する働きがあります。
むくみを解消
カリフラワーに含まれるカリウムには、体内の余分な塩分を排出する作用があります。
体内に塩分が多くなると、血中の濃度を一定にするために水分を溜めこんで体がむくみやすくなりますが、カリウムによって塩分が排出されることで、むくみを解消する効果があると言われています。
カリフラワーダイエットのやり方
カリフラワーダイエットの基本的なやり方は、主食をカリフラワーに置き換えて行うもの。
ご飯やパンの代わりに、低カロリーのカリフラワーを食べることで摂取カロリーを減らすのが狙いです。
一日一食、主食をカリフラワーにするだけなので、残りの2食はこれまで通りの食事ができますし、カリフラワーに置き換えた場合でもおかずは食べることができます。
カリフラワーのみを食べるダイエットではないので、空腹によるストレスを感じることがないというのは嬉しいところですよね。
もし、一食でもご飯やパンを抜かすのは無理という方であれば、カリフラワーをふんだんに使ったおかずを用意し、ご飯と合わせて食べても構いません。
また、カリフラワーは煮ても焼いても蒸しても、そして生のままでも食べられる野菜なので、調理方法が限定されるダイエットのような窮屈さを感じることもありません。
カリフラワーダイエットの注意点とポイント
カリフラワーダイエットを行う上で注意したいのは、カリフラワーを主食にしてカロリーをダウンさせているからといって、他の食品を食べ過ぎてしまうこと。
それでは、せっかくカリフラワーが低カロリーでも、ダイエットの意味がありません。
また、一日3食全て、ご飯やパンを抜いてカリフラワーにするのもいけません。
ご飯やパンには、私達に必要な三大栄養素の一つである炭水化物が含まれています。
炭水化物の摂りすぎは太る原因になりますが、だからといって一切摂らないという方法を摂ると、体調を崩すなどトラブルの元となるので、一日1食のみの置き換えるとようにして下さい。
なお、余談ですが色が変わってしまったカリフラワーは、小麦粉と牛乳と酢を加えて茹でることで、アクが抜けて再び白い色に戻るそうです。
冷蔵庫に保存して変色してしまった場合に、是非試してみて下さい。
カリフラワーダイエットのおすすめレシピ
カリフラワーを使ったレシピは、スープとサラダくらいしか思い浮かばない・・という方のために、カリフラワーダイエットで使えるお勧めのレシピをご紹介したいと思います。
常備菜☆さっぱりカリフラワーのピクルス☆
小房に分け固めに茹でたカリフラワーを、お酢、パルスイート、とうがらし、塩が入った容器や袋に入れ、そのまま冷蔵庫で冷やして完成です。
低GIで低炭水化物なカリフラワーライス
スライサーなどで細かく砕いたカリフラワーをフライパンに入れ、オリーブオイルで炒めたら完成です。
炒めるのが面倒な方は、電子レンジで加熱してもOKです。
生カリフラワーペペロンチーノ風
フライパンに油と唐辛子、にんにくを入れ火を付けたら、そこに細かくカットしたカリフラワー、好みの肉類、ピザ用チーズを加えて炒めて完成です。
カリフラワーダイエットの効果と痩せたレシピや栄養は?のまとめ
これまで主役的に扱われることがなかったカリフラワーですが、豊富な栄養やダイエット効果を知ると、今まで食べなかったのがもったいないと思えるくらい、魅力に満ちた野菜だということがわかりました。
また、ダイエットをしていても、ご飯が大好き!パンが止められないという方は多いものですが、一日一食だけなら何とか頑張ってみようと思えるのもよいですよね。
なお、カリフラワーをご飯に見立てたカリフラワーライスは、NYでもブームになっているようで、カレーの時のご飯変わりにしたり、炒めてチャーハンにしたりと、アイデア次第ではご飯を食べていないことを忘れてしまうほど大活躍しそうなレシピです。
是非、今回ご紹介したレシピを活用して、無理のない楽しいダイエットライフを過ごして下さい。